旧市街:MOJO Cafe
- 絵空事
- Jun 17, 2019
- 3 min read
Updated: May 18, 2020
前回も紹介をした旧市街のマハンノップ通りの続編

6月に入ってからは完全に雨季に入りほぼ毎日雨が降っている。普通であればスコールの様にザーッと降って去っていく短期型であったが今年2019年はしぶとい雨が降る日が続いている。同日に降っては止んで降っては止んでの繰り返しの日が多い。
今回も休みの日、日曜日に用事がてらにマハンノップ通りを訪れた。現在は旅行のハイシーズンでもなく、気候も過ごしやすい時期でないし、雨もかさなり、いつもよりも静かな雰囲気だった。

鉛筆通り(タノン・ディンソー)への簡単な行き方の目印は民主記念塔である。この場所を目印にしていれば辿り着ける。
2019年現在民主記念塔の脇、鉛筆通りの入り口にはお洒落カフェ謙ホテルがあり、真っ青な壁で『BAAN DINSO』と書いてあるのも目印にできる。

旧市街は一方通行が非常に多いので土地感なくタクシーで行って遠回りされている様な気になるかも知れないが一方通行の為大回りする必要がある場所もあるので余り考え過ぎないと良いかも知れない。

一番良いのはトゥクトゥクをその周辺から捕まえて乗れば土地感のある運転手が殆んどなので安心だ。タクシー、トゥクトゥクの乗り方は以前に書いたものを参考にして欲しい。
前回にも書いたがもともと地元の人達が常連に多そうな場所柄であり、お客達も色白な華僑系な見た目の人達が多くいる場所だ。

この通りはひっそりとだが美味しい老舗が多い為常連の人の多くは車で来る人もいる。土地感のある人達は道端に車を停める。簡単に食事をする短時間だけなので、違法駐車だがお店の前やすぐ近くに停めるので何か問題があればすぐに車に戻れるという『作法』は守られている。
国の重要機関がある地域の為結構頻繁に交通警察が巡回をして車輪止めをしにくるので違法駐車は勧められない。
お昼前になると通りは車でいっぱいになってしまうので自家用車、レンタカーで行こうと考えている人は駐車場の問題がある事を踏まえておいた方がよい。

目立たないが有料駐車場も点在しているので小さな看板を見つけて探すといい。1時間につき30から40バーツで停められる。
この地域にはお洒落カフェが点在をしている。自分が行くときはいつも満席まではいかない程度のよい状態。
お店の中のお客もみなもの静かな人ばかりで落ち着けるお店にばかり出会えている。

老舗の食堂は前々から訪れているのである程度知っているが、こういったカフェはここ数年に続々と出てきている。
色々知りたいので入れ替わり立ち代りで試している。
今回入ったのは『MOJO Old Town』

中国寺のジャオポー・スアの真向かいにあるので分かりやすい。お店の雰囲気はすこしレトロな感じでもあるし、自然系緑や木の色を使いこなした色調の落ち着いたお店だ。

カフェであるがパスタなどの軽食もあるので旅の途中、散歩の途中喉も渇いて、小腹も空いたという時には丁度よいかも知れない。
飲みのものタイの平均的な激甘なものではなく素材を生かした味の飲み物に仕上がっていた。料理もタイ風にごてごてなものはなくしっかりしていた。

こういったお洒落カフェはソーシャルメディア社会の現代においてお店の装飾自体がお洒落ではなくてはならず、料理や飲み物も見栄えと味が良くなければならない中々厳しい状況下で経営をしている。しかも競争相手のお洒落カフェは続々と出てきているので少しも気が抜けない商売でもある。

良いか悪いか別として、需要があり、それに答える供給の『質』があがって来ているのは間違いないのがこのお洒落カフェの流行だと考えている。
タイらしい古めかしい食堂でもなく、タイらしいメニューが沢山ある訳ではないのであまり沢山書いても興味がある人はそんなに多くないとおもいつつ、こういったカフェの応援も込めて今回書くことにした。

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