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マリカーおばちゃんのイェンタフォー



外国には色々と不思議な食べ物がある。

もちろんタイにも色々な不思議な食べ物がある。


旅行で来た事のある人、住んだことのある人のなかでちらりと見た事があって気になっている人もいるだろうピンク色のソースまたはスープの麺がある。今回はその事について。



自分の大好物のひとつ【イェンターフォー】と呼ばれる麺のたべもの。

もともとは中国伝来だがタイは外来のものを独自のものに変化させるのが得意なのでこの【イェンターフォー】もタイ独自の道を進んでいるたべもの。


この名前自体が例の謎のピンク色の素材を中国語で示している。もともとは中国語で書くと

【醸豆腐】中国語の客家語発音を無理やり日本語にすると『ヨン・テーゥ・フーゥ』となり、それがタイ語訛りになって現在の【イェンターフォー】になったそうだ。

つまりピンク色の正体は発酵した豆腐という事。

化学調味料や合成着色料でないので一安心な食べ物。


※脱線だが、豆腐も中国語からタイ語訛りでそのままタイ語になったがタイ語発音はほぼ中国語で『タオ・フーッ』と言う。ターフォーには訛らなかった。



もともと華僑の人たちを通して広がった料理であり、その中でも一番有名なのがマリカーおばちゃんのイェンターフォーとも言える。

タイらしく濃い味であり刺激的な味付け辛さをしているのが特徴。【イェンタフォー】は味がすごくすっぱいのも特徴のひとつ。


現在では大きなデパートなどに支店が出来ているのでとても探しやすいお店。


この【イェンターフォー】の元祖は【センヤイ(太麺)】で食べるものだった。

今でも『イェンターフォーを美味しく食べたいならセンヤイ(太麺)で頼むべき』と言われている位だ。もちろんセンレック(細麺)やバミー(たまご麺)でも美味しいけど。



メニューも麺料理から麺料理にまつわる具などの料理が別途あるので麺好き以外の人でも楽しめるようになっている。マリカーおばちゃんのお店の特徴はニワトリの絵が器に掛かれているのと看板にもニワトリの絵があるので分かりやすい。


メニューの相場は80バーツから200バーツがだいたいと思ってもらえるといい。

メニューを見て、注文用紙にチェックを入れる昔ながらの方法なので、タイ語しかない場合は店員さんがメニューを指さしで手伝ってくれるので心配無用。



デパートでこのニワトリを見つけたら是非ためしてもらいたい麺料理。


ながーい名前なのでイェンターフォーと覚えてくれれば大丈夫だけど、屋台のイェンタフォーもあるので人に尋ねる時は【イェンターフォー・マリカー】にしないと分からない事も。

それからデパートの中にしか基本ないのでデパートで麺を食べない人には知らないお店。


屋台のイェンターフォーはどこが美味しいかなど知識がないと行けないが、ここのお店は確実に味がちっかりしているのでいついっても間違いがない。


みなさんも面白い料理を楽しんでください。

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