ラマ8世大橋
- 絵空事
- Jun 4, 2020
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Updated: Sep 8, 2020

タイは大観光国であり、その筆頭はやはりバンコクだ。
バンコクには色々な種類の観光地がある。
歓楽街もあれば歴史文化に触れられる美しい寺院も沢山ある。それらはバンコク、タイの象徴として君臨している。
そんななか観光地ではないししても大きな存在感を示している建造物がバンコクには数多くある。そのうちのひとつを紹介する。

【サパーン・プララーム・ペー】(ラマ8世大橋)
(サパーン)橋(プララーム)ラーマ(ペー)数字の8を意味する。
自分が良くいる旧市街にあり、チャオプラヤー川の舟に乗ったことがある人や【カオサン】地区に来た事がある人ならば(見えた)事がある大きな橋だ。

特徴のあるひと際目立つ大橋のひとつだ。自分はよく見とれている。
ラマ8世大橋が完成したのは2002年。
この大橋が建築されたもとをたどるには1995年に遡る必要がある。

その年に当時のタイ王国国王(第9代国王)が用事でトンブリー地区を訪れる為にプラナコンん地区側からもともとあるピン・グラオ大橋を渡りチャオプラヤー川を越えて来たのがきっかけとなった。
大量の車が往来をするのにも関わらず限られた大橋しかなく非常に渋滞をしているのを当時の国王が目にしてそれを気に留める事となる。

それから間もなく同年1995年7月に王室プロジェクトとしてこのラマ8世大橋の建築が始まることとなる。バンコクプラナコン地区とトンブリー地区を行き来する車の交通量を分散させる目的の大プロジェクトとなった。
第9代国王による計画の為すぐに進んで行ったようだ(自分の勝手な個人的な考え)。

以前に紹介した【ナコンナヨック】のダムなど王室プロジェクトは第9代国王指揮のもと多岐に渡り国民の支えとなっている計画ばかりだ。
それから7年の月日をかけて2002年5月7日に完成をした。

高さが160メートルとビルの高さ60階に相当する高さを誇る美しき大橋だ。
タイ国内には第9代国王発案のプロジェクトが沢山存在している。
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