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ナコーンナヨック

Updated: May 11, 2020

別に何も大変な思いはしていないが、仕事に追われていると自然が恋しくなって、どこか遠くに行って青空を眺めたり夕日が沈むのを見ていたとかいう気持ちになる事がある。

今回はそんな勢いで寄り道してきた内容だ。




3年振りとなるナコーンナーヨック(ナコンナヨックと書く人もいる)県。

バンコク首都圏内の県は『予備県』の様な意味のタイ語の使われ方をしている。


要約すると『大きく目立った有名なものがない県』の様な扱われ方をしている場合もある。


バンコクと皮一枚で繫がっているような隣接県だ。車では1時間弱で県内に着く非常に近距離ではあるが大自然いっぱいの冒険が出来る場所だ。

主に沢や滝が多く点在しているのと、国立公園のカオヤイを他県と共有しているので丘や、森、河がとにかくたくさんある。


ただただ大自然に触れたくて勢いで行ってきたので何も計画性もない寄り道となった。



特質しておきたいのは2019年現在世界最長のコンクリートダムがここには存在する。第九代タイ国王による王室計画により建設された。バンコクの都市成長及び首都圏の拡大化にともなう水道水供給の必要性、それからカオヤイ周辺の洪水被害問題が以前はあった。

それを解決する為に立ち上がり計画を遂行してくれたのが第九代タイ国王であった。





東南アジア圏のこういった大規模な都市計画には必ず大手ゼネコンの賄賂など政治家の私益の為に行われる事が多いので手抜き工事や工事の質が伴わない事が往々にしてある。

1993年頃に第九タイ国王の発案の下計画が立ち上がり工事が完了して水が貯められるようになったのが2005年の事である。王室都市計画の為、工事の質安全性に全く問題なく進められた。


大都市の住民の生活に関わる大動脈であると共に周辺住民の安全の為に立てられた必要に基づいて計画され建設された世界一最長のコンクリートダム。

大義の為に生きた人の計画を実際に見て触れる事に感動するのと、その素晴らしさを実感出来る場所である。


一人30バーツで乗り合いバスツアー(タイ語ガイド付き)約10分間

もともとダムなので特に目立ったものはなにもないがダムの周りの大自然やダムの大きさを感応できる。偉大な人の足跡を辿りその人の偉大さをひとりで再感していた。



お昼に沢食堂(川の浅瀬に食卓が設置されている食堂)でご飯を食べた。

雨季の為水量はかなりあり、水も透き通っていて素足を漬けながらの食事はいかしたものだった。




料理も全部美味しかったのでかなりお勧めできる場所となった。


帰り道にガネーシャ寺にて皆の幸福と健康を祈り家路に着いた。


みなさんの健康で幸福でありますように

今回は短時間で目的なく行ったので何もしていないが、本当は色々な冒険も出来る場所である。ゴムボートで沢下りや大自然に関わるものがたくさんあるので日帰りや一泊旅行で行くのにお勧めな場所である。バンコクから1時間弱で大自然に触れられるお得な場所。




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