寄り道:ノンタブリー
- 絵空事
- Nov 14, 2018
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Updated: Mar 5, 2019
今回2度目のノンタブリー県の寄り道。
バンコクが余りに有名なのでその近隣の件は耳にする事が少ない。それから首都圏を通り越してアユタヤーやフアヒン、パタヤーなどに行ってしまう人が多いので首都圏内の県たちは通り道に過ぎない。
有名観光地の間に挟まれているので大きく目立ったものは無いが同じアジアなのでそれなりに歴史ある建物も数多くある。高架鉄道の紫線も開通しているので遊びに行こうと思えば便利になっている。

ただ、電車は基本需要があるところを巡っているので、観光地ではなく住宅地が主になる。でもそこから他の交通手段で行くには便利なので電車で行くことで渋滞回避が出来るのでとても便利である。
紫線は青線の地下鉄終点駅から出ていて高架鉄道になっている。今後はその地下鉄の駅から南にジャオプラヤー川に沿って南に降下する地下鉄になるので、川沿いの観光地を網羅出来る素的な線になる。

ノンタブリーと言えばクレット島(ゴ・グレット)である。もし行く場合は乾季をお勧めする。とにかく暑いし、船を待つ間に雨に降られては苦労をする。
以前に紹介した中国寺レン・ネー・イーもこのノンタブリー県にある。
上記の紫線で行く場合はバーンプルーで下りてバスでバーンブアトーン市場行きに乗りラハーン寺の前で降りてあとは徒歩数分で辿り着く。またはタクシーでバーンプルーから直行も出来る。
前フリが長くなったが、今回は観光ネタではなく地元ネタである。
先日植物を買いに行く必要がありその為にノンタブリーに行った。バンコク市内のあちこちで買えるし、有名な場所ではチャトゥチャックで平日に植物の市場が開かれている。デパートで買うよりは多少安いだろうが、それでも自分にとってはまだまだ高いと感じる。都心部で場所を借りてものを売っている限りどうしても値段があがってしまう。

自分はノンタブリーにある植物の卸売りの場所に行く。デパートやお店で買う値段の3分の1程度で買える。チャトゥチャックと比べると7割程度の値段になるだろうと思う。
大きな観葉植物を買う予定だったので車で向かった。都心部から所要時間は渋滞なし、高速を使って30分弱である。高速はアソークのエアポートリンクがある所から乗って50バーツ、途中高速を乗り継ぎ50バーツなので往復で200バーツが高速代となる。高速を使わなくとも充分行ける近距離であるがどこかで必ず渋滞する場所を通るので、敢えて高速を使った。
高速を下りて5分程走ると道路左右に植物を売っている屋台がちらほらと出てくる。こういったお店も同じような値段で植物を売っているに違いないが自分は寄って見た事がないのでここでは触れない。

バンコクから少しだけ離れただけだが沢山の緑があり長閑な郊外なので空気も緑で浄化されていて清清しい。買い物の目的を忘れて色々な植物をみてしまう。家々も昔ながらの高床式の木造の家もあるし、バナナの木で覆われている所も沢山あり熱帯の雰囲気、情緒に溢れていてとても好きだ。
目的地はワット・プラグン通り。銀の神の寺という意味の名前をもつお寺があるソイである。

お寺に辿り着くまでの通り左右ずっと植物を売っているお店や大規模な市場になっているので、そこに行けば必要なものが全部揃うし、余りに豊富なので不必要なものまで衝動買いしてしまう場合もある。
目的の植物を探している間に一緒に行った友人は値段も他と比較するととても安かったので思わず衝動買いをしていた。

どの国の人も同じだと勝手に解釈をしているが、植物を売っている人達は常に緑に触れているせいかいつも心が清らかに見える。話をしていても長閑で柔らかい。チャトゥチャックの植物市場の人と話をした時も同じ印象を受けた。
植物を買ったあとせっかくノンタブリーまで来たので近年の高架鉄道開通に合わせて出来た新しいセントラルデパートを見物の為寄った。ワット・ブラグン植物市場から来るまで10分程度の距離だ。
電車で行く場合はバーンヤイ市場で下りると駅から直結しているのですぐ分かる。
どこのデパートも大体同じなので見に行かなくてもいいのだが念の為参考までに見に行った。

かなり巨大なデパートでIKEAも今年出来たばかりである。特にこれといって気になったものは無かったが、郊外のデパートだけあって家族連れが多く、デパート内も子供向けな雰囲気が出ていた。子供の遊び場所も2箇所あり、それ以外にも遊園地の様な雰囲気であった。

デパートを出たのは夕方であったが特に渋滞も無く、高速でスイスイと帰れたとある日曜日であった。
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