top of page

お寺巡り

Updated: May 16, 2020



タイ王国は仏教徒の多い国であり、国の行事も仏教を中心に進められる。

必然的にお寺も沢山あり、とても興味深いお寺が数多くある。


どの国、どの宗教、どの宗派も同じですが信仰の厚い人、普通の人、そうでない人がいる。

信仰の厚い人にとってお寺はとても神聖な場所であり服装もきちんとして行くのは通常。



女性の場合は肩が出ていない半袖又は長袖。胸元が開き過ぎていないシャツ。正装としてはくるぶしまでの丈のスカートまたは巻きサロン。普通のお寺であれば長ズボン、膝が見えない長さであれば問題にならない。

男性の場合は肩の出ていない半袖又は長袖、それから長ズボン、または膝が見えない長さのもの。





大らかなお国柄だがお寺にはそれなりの決まりが存在する。

ただ、おおらかな国だからこそ、上記書いた決まりを守っていなくても大概のお寺は入れまてしまうし、お坊さんが注意をする事はない。


エメラルド寺院

王宮周辺の王立寺院、または格式の高いお寺は服装規律を満たしていないと入れないか、または一時的にお寺で用意をしてくれる布やズボンを履いて敷地内に入る事になる。


特にエメラルド寺院は現タイ王国で一番格式が高いお寺の為、長ズボンでも、長袖でもデザイン上破けている風のものでは入場出来ないので予定を確認して、服装を合わせていく様に気をつける必要あり。


王室寺院の為、それに見合った服装が望ましい。


ズボンがひざの半分しか届かず、レンタルズボンを履いた

もし服装が規定に達していない場合は結構な行列で貸し出しの所で借りて、着替えてとなるので時間を無駄にする可能性あり。ツアーで来ている人達はガイドから予め説明を受けているせいか服装規定を満たしているが、西洋人の人達の多くは常夏の国の服装で来ているのでレンタルの布を羽織り、ズボンを履いて入館する。



お寺は心を清めるところであり、静かにお参りをする場所。それから床に座って仏様を拝んでいる人の周り、特に拝んでいる人達の前を通る場合は出来る限り体制を低くして横切る必要がある。



出来ることならばひざを付いて、そして頭を出来る限り低くして横切る、または移動の必要がある。この際タイ人の殆んどは利き手がみぞおちの部分に添えられている。女性の場合は洋服が下に向きすぎ胸元が見えないようにという対策にもなる。



これはタイの文化で人前を横切る、特に目上の人の前を通る場合は必ず頭を下げ、体制を低くして通る事、という暗黙の了解があるからである。もし出来ることならば、その人の後ろを通るべきという考え方からだ。



それ以外にも多くのタイ人にとってお寺は数字を授かる場所でもある。

この『数字』とは、宝くじの数字の事だ。この件はまた別の機会に。


仏様を拝み終えたあと、仏様の前に座っておみくじをシャカシャカ振っている人が多くいる。真面目にお祈りをしているのも間違いないが、そこで出てくる数字を元に宝くじを買うのも、ある意味タイの文化といっても言い過ぎではない世の中になっている。


エメラルド寺院は本当に美しい 『美』である

タイのお寺は色とりどりで、煌びやかなのでソーシャルメディア向けの写真撮影の場所にもなっているのでオシャレな若者たちも多く来る。お参りで徳を積み、なおかつ綺麗な写真もお土産として持って帰れる。タイのIDカード所有者は無料で入れるがそれ以外は2018年現在では500バーツである。


タイの物価を考えると500バーツとはそれはそれは高い拝観料であるが、お寺の規模、施設の修繕管理を考えれば500バーツも相応な金額である。まだ訪れた事が無い人は一度足を運んで欲しい。


タイのお寺の美しさを凝縮した場所である。


これ自分:こんな服装ではお寺に不向き

どんな理由であれお寺は今でも人々が集まる場所となっている。


追記:拝観料以外のお金について

拝観料を取るところは、遠慮せず見るところは見るでいいと思う。





拝観料を取らないところは、寄付金やお布施で電気代を払ったり、境内の管理、建物の修繕に使っている。ただで見れるのはいい事だと思うが、美しいものがそこに存在できるのは誰かがお手入れをしてくれている、お手入れには必ずお金が掛かる世の中なので、募金箱がある場合は20バーツでも入れるのはいい事だと個人で思っている。





もちろんあげる必要ないと思っているのならばそれでいいし、上げたいと思う人は幾らでも気持ちが許す限りの金額で募金するのもいい事だ。いいもの見せてもらったという感謝の気持ちと、写真撮影代として自分は多少なりの募金をしている。



ミャンマーの場合は半ズボンの人はこうなる 素的

※最後に。お寺の仏様が納められている建物にはいる時はどんな場所でも靴を脱いで入ることになる。高価な靴を履いて行っている場合は靴を入れる袋は持参しよう。運が悪い場合は靴を脱いで、お参り後出てきたら靴がなくなっている事もある。自分はその経験がある。


ワット・ポーでは靴を入れる袋が用意されている。というのは余りに拝観者が多いので入り口と出口が別の場所になっているからである。



出だしに書いたが、お寺は神聖な場所であるが、多くの人が集まる場所でもあるので、荷物や貴重品には気をつけよう。良い人ばかりが集まっているのは間違いないが、そうでない違うものが目的な人も来ている場合ももちろんあるので荷物は常に自分の体に引き寄せておく事。



エメラルド寺院、暁の寺、ワット・ポーの3大寺院以外にもそれはそれは美しいお寺がまだまだ沢山あるのでお寺が好きな人は是非是非検索をして訪れてもらいたい。


沢山好きなお寺があるので選ぶことは出来ないが、旅行者の人でも行きやすい場所にあるお寺を2,3紹介しておく。




https://www.thailandtravel.or.jp/wat-benchamabophit/ 

タイ人はワット・ベンと呼ぶ。大理石寺院であり絢爛豪華さはなくとも大きさに圧倒されるお寺である。インド人の観光客の人が結構いるのをいつも行くたびに見かける。境内の庭園も美しく設計されている。王宮から徒歩5分程度の場所なので機会があれば訪れて欲しい。




https://www.thailandtravel.or.jp/wat-ratchanatdaram/

タイ人はローハ・プラサーと呼ぶ。日本語にすると鋼鉄城である。

有名観光地の中心地周辺に位置しているので簡単に行く事が出来るし、大通りに面しておりとても特徴的な見た目なのですぐ分かる。このお寺の横道を辿って行くと有名なパッタイのお店『ティップサマィ』に辿り着く。





https://www.thailandtravel.or.jp/wat-ratchabophit/

タイ人はワット・プラサンカラー(ト)と呼ぶ。王室付きの最高位のお坊さんがいるお寺である。近年は大改修工事をしていたが2018年現在はだいぶ完了に近づいて来ているので今見に行っても充分楽しめる絢爛豪華で、昔ながらの建物を見る事が出来るお寺だ。



乾季は別として暑い日は余り無理して歩かないようにしよう。トゥトゥクを使えば便利だし、お寺を良く知っているので簡単に行く事が出来る。50バーツや60バーツだったら行ってもいいか!と思える大らかさでトゥクトゥクよ呼ぼう。



Comentários


ASEAN WORLD

bottom of page