母の日
- 絵空事
- Aug 10, 2020
- 2 min read

母の日
知っている人も多いと思うが念のため。
タイでは国際的な父の日と母の日ではなく第九代タイ王国国王陛下の誕生日が父の日になっている(12月5日が父の日)。母の日はその女王陛下の誕生日8月12日になっている。

タイ人の多くは生まれた曜日に合わせて自分の色を持っている。(と書くとなんだか魔法使いとか伝説の人々の様に聞こえてしまうかも知れないが、タイでは曜日に色がある)
第九代タイ王国国王陛下は黄色、女王陛下は水色なので母の日の前後は街が水色の旗や照明で飾られる様になる。
家族の絆が強いこの東南アジアではレストランなど家族で来た場合は母の日割引や、母の日特別セットなど色々と商売戦略も展開される。

以前に『ネオン街』で触れた事のある、このタイの大きな祝日、行事に合わせて王宮広場周辺が飾られるのがだこの【母の日】ももちろんその対象となる。
毎年飾り方が変わるので実はいつも楽しみにしている。
機会があるとこういう時期は必ずちらっと様子を見に行くし、何かにつけて仕事の関係で【旧市街】に行ったり、食事をしに行くのもあるし、【ナコンパトム】へ行く際もこの旧市街を通過するので、毎回気になってしまう場所でもある。

毎年色々と見てきたが去年から色々と高価な花が使われる様になっていて、通りがかるだけでも花のいい香りがする。生き物を飾り付ける訳なので結構ぎりぎりの時期に飾りつけを始め、当日には美しい状態で飾られる様になっている。その後はそのまましおれていってしまうので当日またはその前後で見に行くと一番きれいな状態で見れる様になる。
2020年はコロナの影響で街のあちこちから人が減っている状態で、この王宮広場周辺の人出も減ると思っている。実際自分が日曜日の夜に歩いてきたがほぼ誰もいない状態だった。王宮広場周辺は昼でも夜でも西洋人の観光客が沢山歩いているものだが外国人は全く入国が出来ない状態でもあるので本当に静かだった。

電球とは人工の光ではあるが、なんだか心が和んでしまうそんな街並みがある王宮広場周辺、もし機会があれば8月12日前後に訪れてみてもらいたい。
Comentarios