騎士のいる食堂

以前にも書いたが自分は何を食べての美味しいと思える幸せものなので、食べのの記事を書くには余り向いていないし、お勧めをするにも全部美味しいので全部お勧めしても、個人の好みがあるので意味がないかと思っている。

有名人も来ていたお店

お勧めしたいお店もあるのでまたにだけ書く事にしている。自分にはなんでも美味しいので一緒に行く友達の評価を判断基準にしている。自分の友達はわがままか、グルメが多いので、その人達がいう事は正しいと思っているからだ。

今回はラオ・クイ・バミー・アサウィン（たまご麺騎士ラオ・クイ）というお店について簡単に書く。

名前の通り騎士がいる食堂だ。西洋の騎士の甲冑を着ている店員さんがひとりいる。甲冑の下はもちろんタイなのでとても軽装だ。

全部タイ語だが写真があるので頼みやすい

場所は俗に言うラン・ラームという場所にあるので決して行き易い場所ではない。

この『ラン』は後ろ、裏という意味で『ラーム』はラームカムへーン大学を意味している。つまりはラームカムへーン大学の裏通りの事を指している。

大学の若者が数多く住むアパートが立ち並ぶ巨大居住区でもあるのと同時に、学生が多いためランラーム通りに沿って屋台や食堂が連なっていて一日中どこかのお店が常に開いているので食べ物には決して困らないが、食べ物やがひしめき合っているので通りは決して清潔とは言えない場所である。

お店の概観

★★★このランラームという通りは注意が必要なのでとれも特筆しておきたい。

ラームカムへーン大学の裏手の道でもあるが、ラーチャマンカランスタジアムの裏でもあり、アメリカ、韓国の大スター達がコンサートを行ったりはたまたサッカーの世界規模の試合があったりするのでその際はもちろん大渋滞となる。（普段から結構渋滞している）

それから雨季には必ずと言っていい程道路が冠水をする地域なので気をつけて欲しい。

もし行こうと決めたならばコンサート、試合などしていないか、夕方に大雨が降らないかなどの確認を予めしておかないと車やタクシーで言った場合は大渋滞の犠牲となりえる。

特に街の中心部から来る下り線は夕方の帰宅ラッシュとかさなるので危険だ。

スワンナプーム国際空港からすぐのシーナカリン通りまたは郊外から上り線で来る場合は比較的大丈夫だがコンサートとなるとランラーム周辺及びシーナカリン通りが広範囲に渋滞をするので気をつけておこう。

２０１９年現在シーナカリン通り、ラームカムへーン通り、ラップラーオ通り、この３つの重なる幹線道路全てにBTS新路線工事を行っているのでそれだけでも渋滞している。

このフアマーク31の入り口にある。目印はセブンイレブンと真紫のSCBのATMの看板ですぐ分かる

幸いにもこのラオ・クイはそのランラームを抜けて少し閑静な地域になっておりひとごみという人ごみはもうない。冠水もランラーム中心地と比べたら全然ないので一安心である。

大学の真裏周辺はソイラームカムへーン２４と表記が付いてそのソイのなかで枝分かれをして看板も２４/１、２４/３などソイの中の更なるソイが表記されているが、エーベック（アサムチャン大学）近辺に来ると何も表記がなかったのがかつてである。

ここ数年でフアマーク通りとなり、看板も出て多少なりに行きやすくなったとも言える。もしタクシーなどで行く場合はエーベッック（アサムチャン大学）ランラームと伝えると運転手さんも容易に分かってくれるだろう。

大学の周りには安くて美味しい食堂が集まっているのが常であり、このラオ・クイ（バミー・アサウィン）も例外ではない。タウンハウス４軒が横に繫がったお店で真ん中が厨房になっている。

スッギーヘーン

いつどの時間に行っても込み合っている。客層も大人から若人まで様々である。色々なメニューがある食堂ではあるが、お店の名前通り『バミー（たまご麺）』も外せないメニューになっている。

自分のお気に入りのバミーチョっガリー

混雑している事が殆んどなので料理が出て来るまでに少し待つことは予め考えておいて欲しい。おしゃべり上手な友人と行くか、携帯を友達として気長に待とう。

老舗であり経営者の人達が注文を取ってくれていると思われる。５０代位のおじさん達が２，３人で注文と会計をしているので少しそれでも時間がかかる。

タイの食堂なので基本全メニュー一皿料理で１人前で出てくる。値段も５０バーツ程度からなど良心的なので色々頼んでも心配はない。注文をする際は躊躇せず一気に頼んでおいた方がよい。

あれもこれもと後から注文をするとまた待つ事になるかも知れないので待っている間に満腹になってしまう事もあるからだ。定番過ぎだがパッタイも美味しかったし、ガパオも定番の底力の美味しさだった。

メニューは写真つきで親切

スワンナプーム空港からは決して遠くない場所なので何かの機会があれば是非と言いたいお店の一つだ。渋滞さえなければスワンナプームから３０分程度で着ける。

美味しさも普通に美味しいというよりも他と少し違った一工夫をした味付けになっているので食べる価値があるものばかりでもある。