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旅行のコツ

Updated: Oct 1, 2020




自分は旅行が好きというだけで、旅行を仕事にしている訳ではないので色々と助言が出来る訳ではないが、皆それぞれに旅の小技というものを持っているはずだし楽しむコツを知っているはずなので、それを今回は題材として書く。


自分は基本一人旅なので自分だけ楽しめる方法を見つけて実行をしている。

基本自分の一人旅はのらりくらりのんびりなので大きな計画などはない。


たまに大勢で近場の旅行をする時もあるが、その時はみなに合わせて行動をする。

大勢は大勢の楽しさがあり、一人は一人の楽しさがあり、旅はとにかく楽しいものだ。



今回は海外旅行を前提にした自分の旅支度を書く。


外国へ出るという事は大前提として異文化に触れに行くという事である。もちろん場所によっては母国語が通じない国への旅となる。


全く知識がないままその国に入るのもなかなかドキドキして何が待っているかと、ワクワクする事もあるだろう。ただ、ある程度の文化的背景などを知っておくのも大切な事だと考える。


 

『心の準備』として、あなたはあなたの生まれた国の代表として見られる、という一般常識からである。


人は往々にして数人またはたった一人の外国人を見ただけで、その人、その人達を通してその国を見てしまう傾向がある。あなたが礼儀正しければ、あなたの国の人はなんて礼儀正しい人がいる国なんだろうと思われる。あなたがとても無礼であるならば、あなたの国はなんて無礼な国なんだ、と思う人もいる。


《悪い例え》中国人は声が大きい、マナーがなっていない、など悪評が絶えない。

実際に13億人の人を見て判断しているか、というと全然そうではない。極一部のその国の人を見てその国民性を判断してしまうのである。どこの国でもマナーの無い人、声の大きい人がいるものである。


従ってある程度旅行先の文化を知っておくことで、その国のマナーに沿って旅が出来る様になるので人当たりや印象もよくなる筈だ。あなたの国の代表として見られている、という事を忘れずに。


マナー以外に挨拶程度でもその国の言葉で笑顔一杯に挨拶をする事も決して損にはならない。


 

次に旅行の目的をはっきりしておく事。

目的がしっかりしていれば、ホテルを探すときにある程度の目星をつけてホテルの予約も出来るし、目的がしっかりしている事で旅の予算なども予想がつくのでホテル選びの予算も立てやすくなる。


(例)グルメツアーの予定であれば食べ物にお金を掛けるので飛行機やホテルは抑え目にしておく。

美味しいものを食べ歩くには自然と交通費もかかるのでそれも計算しておく。


(例)滞在が短期の場合はホテルや飛行機、食事全てにお金をかける。

ホテルも高層ホテルでプールや付属設備が素晴らしいなど今の時代の大都市はホテルもよりどりみどりである。


あくまで例えだが、お金の使い道にメリハリがつけ易くなる。

経済的にゆとりがあればそんな事を考える必要ないので問題ないだろうが。


 

海外旅行とはそもそも違う文化の国へ行くので、自国とは違う、という大前提を持ってして行くべき。文化は良し悪しを考え比べない事。自国と旅行先の国を比べない事が旅行を一番楽しめるコツだと個人で感じている。自国と比べていてばかりでは時間の無駄であるし、不便と感じるのは本当に技術的に不便なのか、それとも慣れていないから不便なのか、色々あるのできりがない。


時間の流れ方がゆっくりならば、それに合わせ旅行の時間をゆったりと過ごぜばイライラしないですむ。せっかく旅行に来ているのだからわざわざ自分をイライラさせてストレスを抱える様な事は必要ない。


違いがあるのは当たり前の事であり、その違いを楽しめるようになると旅行がもっと楽しくなる。その違いが良いか、悪いかが重要ではなく『あぁ、こんな違いがあるのか』と関心して新しい発見をする楽しみを見出すといい。



次にカバンや服装だが、はっきりいって好みの問題であるが、東南アジアはどんなに暑いだろうが長袖は1枚でも持っておいて損はしない。


まずは飛行機から寒いので、そうとうな暑がりな人で無い限りみな長袖か寒さ対策の何かを持っていると思う。エアコンが良く効いているので確実に寒いときがあるし、日差しが突き刺さる様に強いので長袖で防ぐ必要がある。


男性の場合でルーフトップバーを訪れる予定がある人は長ズボンとサンダルではない靴の用意も必要だ。お客の質を保つためにドレスコードがある場所も多いのである。




カバンは好みと用途なのでそれぞれであるが、ホテル選びによってはこのカバンの選択が重要である。理由は飛行機の便でホテルのチェックイン、チェックアウトの時間にうまく合わないのでホテルによっては常に大きな旅行カバンと一緒に空港から観光をしてからホテルまで、またはホテルから観光をしてその後空港まで行き来をする事になる。


大きなバッグパックでは行動を一緒に共にするのは邪魔だし重たい。バックパックの場合は背中の荷物の大きさが把握し切れず人にぶつかったり、お店の中でものに当たって大事なものを壊してしまうなんて事もありえる。


大きなスーツケースを常にあきちちにコロコロと持っていくのも面倒である。タクシーに乗るたびによいしょよいしょとするのも一苦労だ。東南アジアの歩道は歩きにくいのでコロコロスイスイとは行けないのである。


それなりの金額のホテルであれば荷物を預かるサービスがあるのでチェックイン前、後でも安心だが、帰りの際は東南アジアの交通渋滞を考えて時間のゆとりをもってホテルに戻り荷物を回収する必要もあるので注意が必要だ。



一番簡単なのはホテルを予約する際にアーリーチェックイン、レイトチェックアウトが出来るかどうか、それから追加料金があるかないか、ある場合は幾から確認して予め予約しておくのが望ましい。


それから大きなホテルでない場合チェックインの時間も決まっていて夜になると従業員がいないのでチェックインが出来なくなる可能性もあるので要注意である。もしそういう場所に泊まる予定で飛行機の時間を見ても絶対に間に合わないと分かっている場合は予約の際に伝えておく事が大切である。


それから飛行機が遅れて到着する事も往々にしてあるので、その時間を踏まえて良く吟味して飛行機とホテルを選ぼう。


経験上の話だが小さなホテルで自分がホテルに着いたのは夜中の12時前であったが事前に伝えておいたので警備員さんから鍵を受け取り無事泊まれた。


自分の場合は出来る限り荷物を少なめにしているので、旅行カバン自体は小さく、クラシックな感じにこだわっているので片手で持てるか、肩に掛けれる程度にしている。一番冒頭の写真のカバンを愛用している。週末だけの旅行であればもう殆んど荷物がない。




ホテルは agoda.com で予約をしている。その際に特別な希望がある場合は書き込みをして予約時に知らせる様にしている。ホテルに直接連絡をした事もあるが、ネットを介して予約の方がずっと楽で、ホテルの情報、評価も確認出来るので非常に便利と感じている。


どの予約サイトもそうであるが、ホテルの概観、内観、評判、設備など確認出来るのとグーグルマップで所在地の確認も出来るので、旅行の目的地から便利な場所のホテルを選ぶ事も簡単なので、全く知らない土地に行くときには力強い見方になってくれる。


 

それから常備薬を念の為持って行ったほうが良いかもしれない。突然の頭痛や熱の時にささっと飲めるので便利だ。もし無い場合でも東南アジアでは簡単に薬が買えるので不便はしないが、言葉の問題もあるかも知れないので予め用意をしておくのも良い。


あと意外と虫歯が突然痛みを訴えてくる場合もあり頭痛薬でひとまず抑えておくとかも出来る。虫歯の治療は予めしておこう。


旅行の為に買った新しい靴で靴ずれもあるかも知れないので、絆創膏もだ。絆創膏はこちらで手に入るガムテープ系なものがお勧め。というのは剥がれにくいからだ。


海外保険に入っている、クレジットカードで保険が保証されている場合もあるので事前に確認をしておこう。それから特にバンコクはだが東南アジア、南アジア、中東でトップクラスの病院が集まっているので治療に心配をする事がないが、治療費がかさむので要確認。


こういった保険は歯の治療は保証外なのできちんと確認も忘れずに。


 

バンコクの有名病院の多くはまるでデパートの様になっている。スターバックスもあればグランドピアノの弾き語りもあれば、バイオリンなどの演奏もされている優雅な空間になっているので料金が高い事は簡単に想像ができると思う。


バンコクで保険があり治療を受ける場合はバムルンラード病院、バンコク病院、サミティーベート病院が代表的なので選んでおけば間違いない。


大手の保険に加入をしていればキャッシュレスで対応できるので安心だ。それから日本人の通訳の人もいるので言葉の壁もなしである。


保険がない場合は大金を払う覚悟で行く事。かなり昔の話だが急にめまいがひどく全然なおらないので病院に行ったところひとまず点滴で様子をみましょうとなり、個室で点滴を2時間程度受け、具合がよくなったので帰りましたが料金は2万バーツ程度でした。日本円への単純計算で出すと6万円ですね。


治療内容によりますが良く聞く話から目安を勝手に計算すると1泊10万バーツになる。


中東の人が沢山治療に来ているので病院の雰囲気は本当に外国であるが、日本人も多くいるので日本人は日本人カウンターが存在しており、日本人向けのクリニックになっている病院もある。


 

もうひとつ、個人的に重要視している事がある。

それは服装や見た目の清潔さなどである。


飛行機でエコノミークラスの場合は他の乗客の人との距離がかなり近いので清潔さを常に保てるようにと思っている。海の孤島のリゾートをチェックアウト朝からして、船に数時間揺られて、車に乗って空港に行くというパターンが一番気になるが今のところ不潔にはしていないので問題にはなっていない。



それからよく見かけるのが、みなりが整っていない人は入国審査でやたら時間がかかっていたり、入国の荷物確認もかばんを開けさせられ徹底的に調べられたりしている。逆に身なりがきちんとしている人達はすんなりと何事もなく通り抜けていくので、個人の経験上の考え方なだけだが、見た目でどうしても判断される事があるので、身なり、身だしなみはいつもきちんとして旅行に出かけている。

 

最後に防犯対策。

恐怖心を持つことは大切だけれど、知識があればあるほど、自然と恐怖心というものは減って行くものである。どこの国も悪い人はいるものなので、防犯の為の宿題だけは何よりも忘れずにしておくべきである。


どんな方法で騙して来るのかなどある程度知っていれば、その場を避ける事も出来るようになる。




それから堂々としておく事である。やたらキョロキョロしていたり、地図をジロジロ見ていては明らかに旅行者と分かるので騙される確率は自然と高くなる。服装も同じ国同士の人でもその都市の住人と旅行者では雰囲気や服装も違うので一目瞭然である。


堂々と歩いていれば、見た目では現地に住んでいる人にも見えるので、逆に警戒される場合も考えられるのである。


クアラルンプールでご飯を食べている時またに声を掛けられるので勝手な想像だが、地元の華僑の人と思われているのかも知れない。または陽気な人に話しかけられているだけかも知れない。良く華僑の人に間違えられるのでそれを逆に利用しておしゃべりを楽しんでいる。



南国では長袖大切 暑さ対策


余談だが、自分の髪型は余り普通ではないし、地域によっては浮いているも知れないが服装は東南アジアでは普通の長袖などを着ているので、旅行者というような印象にはなりにくい様にしている。警戒とかそう事ではなくて、地元に馴染んでいる風にしたいだけである。


話は戻って、もっとも大切なことは相手に隙を与えない、荷物は自分の手前に持って置く、大切なものは出来る限りカバンの奥などにしまい込んでおく、人気の少ない暗い道は歩かない様にする、荷物は壁側に持って、壁際を歩くなどという事である。


ウェストポーチを思いっきり前にとか大げさすぎて旅行者です!と大声で叫んでる事になるので、あくまでさりげなくだけど相手に自分は警戒している、という事を知らせれば充分である。


お金も街中では見せびらかさない、お財布にお金をしまう時は歩きながらではなく立ち止まるか、お店の中できちんと済ませておく事。


押しのかなり強い押し売りなどがあるが必要の無いものであれば怖がらずにはっきりと断る事。必要なものであっても値段が通常より高いはずなので押し売りは一まとめでお断り。執拗に押し売りを続ける人もいるが最初に丁寧にお断り後は無視するべきだ。嫌われるなんて怖がる必要はない。相手も断られる事前提で押し売りに来ているので大丈夫。


言葉が出来ないからと言って怖がる必要もないし、騙されているか騙されていないか分からなくても自分が話せる言葉でお断りすればいいのである。






旅行で来ている限りは街角で見知らぬ人と長く話し込むのは可能性として危険性もあるので一貫してさけておくと良いかも知れない。もちろんただの陽気なおしゃべり好きな人も中にはいるが、問題になるかもしれないものは種のうちから根こそぎとってしまうのが望ましい。


自分の場合は相手の目を見たり、話しかけられる場所から判断をして会話をするかどうか決めているが大体簡単な会話をしてしまっている。


それから西洋人に多いが、一人旅が長いせいか飛行機の上で話し友達が欲しくなるのだろう。結構ひとなつっこく話をする人に遭遇をする。そういう人は害はないが、貴重品など品定めをされない様にある程度の警戒も忘れずに。


たまに意気投合してメール交換をしたり、現地に着いたら食事でもしよう、となる事もあるがあくまで個人情報はあまり伝えず、滞在先も言わないでおいたりする。実際会う場合も公共の場所、レストランなどで会う様にする。


知り合ったばかりの人からの贈り物も受け取らないこと。中に何が入っているか分からないし、麻薬の運び屋にされてしまっては一大事である。


と、なんだか怖くなるような書き方だが、実際は何も起きた事がないし騙されたこともない。これは個人の経験上の結果であり、自分は男だからという事もあるだろうが、上記の様な防犯対策をしておけば隙はないし、悪い人が寄って来たとしても、嫌な思いをせず、快い旅が出来る様になると信じている。

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