旅行と写真
- 絵空事
- Oct 1, 2020
- 3 min read

ふと急に旅行と写真は似ていると思った。
『は?なにそれ??』と思う人が多いと思うのでこのどうでもいい考えの解説。
①旅行とは
非日常な環境に身をおくので目に映るものの多くが新鮮で瞳孔全開でものを見つめる。
色々なものが輝いて見えて美しいもの、衝撃的なものが沢山あるように思える。
②写真とは
その場所、その瞬間を切り取って画像に残す。
日常的、非日常的な事でも写真を撮る人が目を見開いて物を見つめている。
何気ない日常のある瞬間を切り取り特別なものにする。

①と②どちらも瞳を見開いてものを見ている、観察している事になる。
これってとても大切な事で、幸せな事だと思う。
写真を撮るという事は毎日の何気ない日常で写真を撮るために、いつも見慣れた景色、物事が視界に入っているだけではなくて、出来事、景色を観察して隠れた幸せを見つけ出す作業かなと思う。
特に四季のある国に住んでいる人たちはそういった意味ですごく幸せだと思う。
春には緑が生い茂って、その後色とりどりの花が咲く、秋には紅葉が見れる。
ただそういうものが視界に入っていてそこを何も考えずに通り過ぎるのではなく、それを見て心が潤ったりする瞳が大切で、そういう余裕もないと生き疲れてしまうかなとも思う。
写真を撮るのが好きな自分は、毎日毎日バンコクに住んで仕事をしているが、どこかでいつも空を見上げたり、道ばたでの出来事を見たり木々を見たりしている。写真を撮れなくても、なにか嬉しくなるものがないか目が探しているので毎日必ずなにか美しいもの、衝撃的なものに出会える。普通に見えるものも何かあるのではないか?写真にしたら美しい瞬間になるのではないかと思い、そういう視点でものを見るようになるので自然と幸せを探して拾い集めるようになる。

写真が好きなのか、そのその時だけしか見れない瞬間を残しておきたいのかも知れない。
他の人が投稿するインスタグラムを見ていて西欧諸国の人の投稿を見ては美しい街並みで羨ましいなーと思ったり。日本の京都のお寺や、紅葉、雪の写真を見ては美しいなー羨ましいなーととも思う。
それからタイ国内、バンコクの写真を見て、ああやっぱりタイも美しいなーと思う。
どこにいても自分の瞳が美しいものを見つけられる限り幸せになれると思った。
外国人が投稿しているバンコクの写真で『大渋滞』の写真も多い。バンコクの人からすれば渋滞は嫌いなもので考えたくもないもの。それを写真に撮るという発想に至らないが外国人からしたら普段見かけない非日常だ。
写真になると車のライトが連なってとても美しいものになっている。
考え方次第で負の意味を持ったものが良いものに生まれ変われるなんて素敵だ。

2020年現在コロナの影響で長距離移動、国をまたいだ移動が制限をされているので、隣の芝は青かったではないが、一度自身の周りを再確認してみるのもいいと思う。
今まで見えなかったものが見えて、新しい発見があるかも知れない。
海外に行かずとも、遠くに行かずとも自分の周りで特別なものを見つけられる良い機会だ。
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