愛犬ティアの失踪事件
- 絵空事
- May 12, 2020
- 3 min read
※今回のブログは動物の悲報が書かれているので心が繊細な人は読まない方がよい※

この前タイのネコについて書いたが今回はイヌについて書く。
ちょうどとある野良イヌの失踪事件が話題になっていたのでそれについて。
タイ中の報道機関、フェースブックなのでこの犬の失踪事件が話題になった。
色々なニュース番組があるが、前々から自分がこのブログに書いている自分が一番好きで尊敬しているニュースキャスターの『ジャッ』さんの番組から抜粋をする。

つい最近に書いたネコのブログでタイの人は動物に優しいので野良と言っても定住する家がないだけで周りの人々が必ず食べ物を与えたり、病院に連れて行ったりなどしてかわいがられているという話をしたが、この愛犬ティアも同じでとある大学の敷地内にいる野良イヌ。

巷でよく言われる仏教の教えが根になり生きとし生きるものへの慈悲がタイ人の潜在意識にあるのもあると思う。それからタイ第九代国王も動物を愛し、その愛犬の物語が映画になるくらい有名な愛犬『トーンデーン』の話もあるくらいだ。その第九代国王の影響も少なからずあるのがタイ。日本語でも絵本として『奇跡の名犬物語』という題で出版されている。

日本語で『ティア』と書くと英語の様に聞こえてしまうが、これはタイ語で『ちび』を意味する。愛犬ティアが短足犬の雑種で足が短いから『ちび』と名付けられたのかと思う。
とてもひとなつこく人に慣れている為に大学内の人々にとてもかわいがられていた。その証拠に愛犬ティアは病院に連れて行ってもらい愛犬情報チップを体に埋め込んでもらっていた。
どれだけひとなつこいかと言うと、バイクに一緒に乗って出かけたり、大学の行事に一緒に参加したりなどとにかくみなに愛されていた。
ところが突然大学から愛犬ティアが姿を消したのでフェースブックなので学生たちが失踪ニュースを流して皆で捜索をするという出来事があった。

最終的にとあるゴミ捨て場にあった死体が愛犬ティアにとても似ていて病院ん行きチップが埋め込まれているか確認をし、チップがあったのでそれで身元が判明をした。現時点ではおそらく交通事故にまきこまれたのだという情報があるだけだ。
この事件でタイの人々の心を揺さぶり、愛犬家をたきつける事となった。動物もヒトと同じで命がある。数年前も同じ様な騒動があり、動物とは言え死なせてしまえば殺人同様、罪に処すべきだという意見が再びぶり返されることとなった。

タイ国内で把握している限りの数字なだけだが野良イヌが14万頭、飼いイヌが58万頭、そのうち公共機関に登録済みのイヌは10万頭だけ。
ちなみにネコは登録制ではないので登録数はなし。飼いネコは30万匹、野良ネコは9万匹と言われている。

日本では2019年から動物を販売に出す時点で登録チップを埋め込みを義務化する法律が制定されたそうだ。
そういうニュースを受けタイの愛犬家、愛ネコ家も愛しているから故にチップの埋め込みをすべきだという意見が出てきているそうだ。
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