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コロナ近況2021年6月



コロナの2021年6月下旬の近況報告。

タイではコーウィットと呼ばれている。英語の COVID19 がタイ語訛りに変化。


悪口はかかないし、書いていることは悪い意味を持っているわけではなく、あくまで目で見た近況をそのまま箇条書き的に説明しているので何が悪いとか良いとか、どこかの国と比べたらどちらがいいとかそういう事ではないことはいつもながら予めおことわり。



タイはもともと理想的な国、この場合の意味は【自然災害がほぼ全くない】と言えるので理想的な国と呼べる。

そのかわり災害などがないので非常時の対応などに全く慣れていない人も多いのも事実。

今回のこのコロナもある意味で自然災害のような状況を作り出しているとも言えるかなと思う。


今回のこの【災害】に対して恐怖心を抱いている人も多いので街は静まりかえっている所がばかりだ。できる限り用事がなければ家から出だくないという人もたくさんいる。

こういう恐怖心を抱いている人それ以外に街に人混みが全くない理由はこうだ。



(1)軍事政権のため政府が【禁令】を出せる。

《協力のお願い》なんて優しい表現でなくはっきりと《禁止》にしたり閉鎖にしたりする。

禁止以外にも罰金や罰則を設けて実際に逮捕や罰金徴収もしている。


ただあくまでロックダウンはする予定がもうない。理由はロックダウン=補助金を出す=国の出費になるので来週からは《自己責任ロックダウンのお願い》が出る予定。


恐怖心を抱いている人も多いが、何も考えていない自由な人も多いのもタイの特徴であちこち出かけたりしている人もいる。【禁止】にしてくれた方が安心が出来ると言える。




(2)デリバリーの発達

前々から少しだけ書いているけどとにかくバイク文化に伴いデリバリーの発達がすごい。

携帯電話でちょちょいのちょいで注文、オンライン決済、配達が出来るので家から出て行かなくてもいい。クレジットカードがなければ着払いも可能だけど、現金のやりとりも感染の危険性があるので携帯電話で簡単にオンライン銀行振り込みを頼んだものを受け取る時にしたりも出来るので便利。


今回のコロナによる経済不況で失業している人たちが簡単に職につける方法としてこのデリバリーの仕事があるが、とにかくデリバリーの数が未知数に増えているので仕事の取り合いになっていると思う。



(3)自宅勤務が多い

この結果バスや電車などの公共交通施設も空いているので逆に安心して利用出来るくらい。

それに伴いオフィスビルがある周辺の市場や食べ物やも閑散としている。


自宅勤務な分お給料減額の人も少なくない。


旅行者がいない、外出する人が激減しているのでタクシー会社も何台も会社によっては100台単位で車を停車したまま出番がないところばかりになっている。




(4)学校閉鎖

オンライン授業が中心なので外生の外出も全くなくそれの送り迎えする家族の車のないので渋滞も軽減される。例え政府が学校を開けたとしても多くの家族は自分の子供を感染の危険にさらせられない、といって子供を学校に行かせるつもりはないという人も多いくらいだ。


今まではその日その日の国内感染者が数十人、100人強で学校を閉鎖していたくらいなので今の数千人単位であれば尚更だ。



(5)オンラインショッピング

LAZADAやShoppieという会社のアプリで簡単に商品の注文が出来てしまうので外出の必要一切なし。店頭で買うよりも安く買えるのと直接中国から買える商品などが豊富なので人気だ。それに伴い郵便局や大手の配送業者はコロナといえど失業知らずの業種となっている。政府の郵便局以外の最大手で有名なのがKERRYという配達会社がある。


その他のオンラインショッピングの会社や各会社のサイトなどから直接購入が出来るのでデパートもかなり人がまばらだ。エンポリアムに用事があり行ったことがあるけど、貸切?という位誰もいなかったくらいだ。




とにかく人が外出をしなくなっているので毎日の平日の道路渋滞もかなり緩和されているし、週末のデパート周辺の渋滞もほとんどないし、デパートに入って車の駐車場がなくて困るとかもない状況が続いている。


生鮮市場の多くも閉鎖されている所ばかりなので逆にどこにも行く所がないとも言える状況でもある。その代わりセブンイレブンには人が集まっている。。。。


外国人数人の意見でしかないが、タイに住んでいてよかったという人もいる。タイの方が色々と厳しいので安心出来るという意味だ。


まだまだ先が見えないながーいトンネルは続きそうだけどお互い頑張っていきましょう。

 
 
 

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