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意外と身近なマフィア

初乗り35バーツ(120円程度)で1時間程度乗っても200バーツ(600円)程度の素敵な乗り物がある。しかもこの素敵な乗り物はどこでも見つけられるし、大通りでは空車があふれ返っている事が多い。ピンクだったり黄色だったり紫だったり、色とりどりでかわいらしい場合もある。




この乗り物の名前は『タクシー』と言う。

法律の規制が間に合っていないので儲かる商売は限りなくその量を増やしていく。分譲マンションが限りなく建つ、売れる商売のお店、建物が限りなく建っていく。

誰でもタクシーの商売が出来て資本がある人がタクシーセンターを開くので制限なくタクシーが大洪水の様に増え現在に至る。


乗客からするとタクシーがたくさんあるのは嬉しい事である。十数年前はこの近年程の量なかったのでタクシーを捜すことがよくあったものだ。現在は大通りであれば1分以内というか連なって来る。小さな沿いでも数分以内でタクシーが見つかる。


値段と量だけを見ればとても便利で利用したいと思える交通手段であるが世界の法則『陰と陽』である。



何度も言うがどの国どの場所でも良い人と悪い人両方がいる。タクシーも量が多すぎているのでどんな人でも車の運転さえ出来れば運転手として仕事が出来る様になっている。


沢山の真面目な善良な運転手が毎日真面目に仕事をしている。こういった真面目な人を沢山知っている。真面目な人に出会うたび自分は電話番号やLINEを交換している。次回もまた利用したいと思うからだ。真面目な人のタクシーに乗るのは貴重であり安心して乗れるからだ。


誰でも出来るという事は常識がない人、元犯罪者、または犯罪者も出来る職業である。サービス業という理解をしていない運転手も沢山いる。


どこどこに行って下さい、と言ったら行くか行かないかの返事は大切だ。ただ一言の『はい』もない人がいる。いるというかそういう人に出会う事が多い。意思の疎通が出来ているのかが謎である。


信号なんて無視

上の写真のように全て無視で運転している人に良く出会うし、以前にそんなタクシーに乗った事があるが命の危険を感じ生きた心地はしなかった。


その昔であれば自分は文句を直接その場で張本人に言っていた。

10台タクシーに行き先を伝え10台に断られたので怒りに達し乗客を受けないならなんでタクシー運転してるんだ!!など暴言を吐いて運転手が車から降りてきて口げんかをしていたものだ。


あれは一昔前の事だったので出来たのだろうが、近年ではもう危険なのでしない。

タクシーは外国人、旅行者にとって悪い印象が強いのは間違いないが、タイ人同士でも同じ事である。



上の写真のオールタイタクシーは運転手が大会社の従業員として働いているのでユニフォームを着ているし車も新しく乗車拒否は少ないので覚えておくとよい。


タイの芸能人も乗車拒否をされているという事件があった。

この芸能人はイライラの限界に達し最後には車を蹴飛ばしてしまい、その車の運転手が降りてきて口論をしているニュースだ。


音声でも記録されており、運転手も憤慨した結果『銃の一発でも喰らってみるか??』という脅しをかけていた。最終的に大きな騒ぎとなり運輸省に出頭し、捜査の結果拳銃は持っていないという事になった。はったりであったがその脅しの言葉で一緒に立っていた娘さんも怖がり泣き出したので、この芸能人は1000バーツを払い去ってもらった。という一部始終。


運転手はお金を一切請求していない、という主張であり音声記録も実際にお金の請求はしていない。ただ、銃の話を子供の前でしているのは明らかに恐喝である。それ以外色々運転手側の主張もあるが言い訳にしか聞こえないものばかりだ。



旅行で来ても、長期滞在であっても色々と理不尽に思う対応をされる事もあるかも知れないが、最近のタクシーはナイフ、木刀、はたまた銃を護身用??として持っている人は実際にいるのでぐっと我慢をしよう。


特に旅行者が多い地域、外国人駐在員が多い地域の道端に停車しているタクシーは呼ぶべきではない。特に大型車のタクシーは空港行きしか目当てにしておらず、空港行くにもどんなに値下げ交渉をしても一番安くて700バーツだ。理由は彼の車は大きいので大荷物を運べるからだ。


ホテルの前などで違法駐車をしているので、それが元で渋滞も引き起こしているのでまたに運輸局に通報をしてその場から追い出されているが数日するとまた帰ってくるのの繰り返しだ。



最後に法律が禁止していることの説明だけ。

 ①乗車拒否をしてはならない

 ②運賃はメーターで料金でなければならない

 ③運転手は正装をしていなくてはいけない


スクムビット、セントラルワールド、シーロム界隈のタクシーはこの法律自体を知らないのだろう。道端で違法駐車をしてどうどうとぼったくりをしている。Tシャツ半ズボンビーチサンダルの運転手もなかにはいるしよく見かける。


スワンナプーム空港のタクシー乗り場でもいるのでそんな悪徳タクシーにあったらそく逆戻りをして、カウンターの受け付け職員に訴えよう。50バーツの手数料を払うのはなんのためだ?という位だ。

メーターで行く為なのに、車に乗る瞬間に交渉制と行ってくる詐欺がいるので気をつけよう。これは外国人だけでなくタイ人どうしでもおなじ事を言われるので有名だ。


タイ人はこういった運転手をマフィアと呼んでいる。




もう一度書くが真面目な人も沢山いる。ただ真面目な人たちは目立たないし、真面目なだけに常客がいるのである。そういう人たちは人気であり真面目に稼いでいるのでタクシー全てが悪い訳でもないので勘違いしないで欲しい。


繁華街からの帰りは流しのタクシーを見つけるとマフィアタクシーに出会う確立が下がる。


ここの所タイの影の部分を書いているが、これは外国人だけでなく、タイ人どうしでも受けている被害である。


楽しく旅の日々を過ごして欲しいので、影の部分を知ることで気をつける事が出来、より多くの陽の部分を楽しめるようになれればと思い書いている。


 
 
 

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