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忘年会・新年会

こちらでも忘年会や新年会がある。

忘年会という呼ばれ方はしなく、新年会で一まとめにされている。



たまたまこどもの日だったので歌手の人が学生服姿


忘年会・新年会に関係なくパーティーやお祭り好きな人が多い国なので本当は一年中なにかあるのが通常である。ただ、年末年始はやはりそれに増して多い。年末年始が気がウキウキしている人が多いので騒ぎたいものだ。


自宅や会社で行う場合も多いが、レストランや大きな施設で行われる事も多い。

食べ物目当てでホテルのレストランで厳かに食べるもいいが、やはり年末年始ははじけたい人が多いので、宴会場などは予約でいっぱいになる。



この宴会場とはタイ語でローンアビまたはローンラオ。

ビアは英語のビールから来ている。ラオはお酒という言う意味だ。

乾季に開かれるデパートの前のビアガーデンもローンビアと呼ばれている。


それからこの場合《ローン》とは大きめの建物や施設を表す言葉だ。ローの音は口をすぼめて発音する。従って大きめの施設にしかこの言葉は使われない。

例)病院 ローンパヤーパーン 映画館 ローンナン 学校 ローンリアン



以前にも書いたが、音楽が流れる又は生演奏があるレストランは音量がかなり大きい為に会話が全く成り立たないので、料理の味と音楽を楽しむ以外出来ないのは変わらない。


夜7時や8時ではまだ人が集まらない。余り早すぎてもお店は空いている。

①早く行っても人がいないので面白くない。

②渋滞がひどいので早い時間には辿り着かない。

と2つ大きな理由がある。


超人気店の場合はほぼ全席予約の必要があり、夜の何時までに来ないと予約を解除して他の人に回すようになっているので、予約をしているテーブル確保の為皆制限時間までにくるのでお店が込み合い出すのが早い。


お土産売りのお姉さんも歩いてくる

夜10時11時過ぎになると空いているお店でも満席になりだし、アルコールが体を巡りだすのでその場で立ち上がり踊り出す人も出てくる。大体のお店で10時位の生演奏のバンドがその日のメインとなる。音楽の種類もその日のテーマや、コンサートの予定にもよりけりである。


こういったお店ではお酒の力を借りてナンパをするのも普通に見える。テーブルが近い相手同士で一緒に踊ったり、グラスで乾杯をしたり色々と方法はあるので、ある意味で出会いの場である。



それからこちらでは男子トイレもある意味で特徴的な事がある。それはマッサージのお兄さんがいるのだ。立って用を足していると後ろから急に方を揉んでくれたり、暑いタオルと首においてマッサージしてくれる人がいるのだ。基本チップを目当てにしている人達である。


彼らは彼らで職業として成り立っているのでマッサージしてもらったら20バーツ位払ってもいいかと思っている。してもらう、というか半ば強制的なのは間違いないが、触って欲しくなければ手を上げてノー!と言っておけば大丈夫。それかマッサージを受けて支払う必要もないし、誰も強制はしない。


トイレで飴やガム、ポケットティッシュなど小物が売ってる所も沢山ある。こちらではお酒を飲みながら飴を食べたりガムを噛む人もいる不思議な世界。


お酒の出るお店の多くは警備員が何にもいる。大きなお店では警備員が軍人のアルバイトの場合も多くある。南国のかっとなりやすい人達が一度お酒を飲めばすぐケンカになる事も多々あるので、警備員をしっかりした人達にしている。


もちろんサッカーも見ながらお酒も音楽も楽しめる

お店の中を結構な頻度でグルグルと回ってくれている。ちょっとでも危なっかしい人が入れば早めに注意を促し帰ってもらうなどの対応をしているのでお店の中で揉め事の様な事が起きたのを見たことはない。


最後に料理だが、お酒を出すお店はお酒があれば充分かと思われるが、お酒と共におつまみの様に食べれるものが豊富に無くてはいけないので、そういった理由もあり料理が充実している所が多い。それから料理も美味しくなくてはやっていけないので、ローンビア・ローンラオと名のつく所は美味しい料理を出すところが多い。おつまみになるような辛くて、すっぱいものは特に美味しい。


魚料理 なかかなの火の勢い テーブルの上で

こういったお店の多くは主にタイ料理、タイのお酒、それからタイの音楽である。

外国人でタイ料理が好きではなくて、タイのお酒が飲めなく、タイの音楽に興味がないという人は行けない場所である。はたまた本当に仲のいい友達と行けばまだ別かも知れない。


2,3時間滞在でお酒を飲んでいる間に店員さんは一生懸命お酒を注いだりしてくれるので最後にチップの支払いも忘れずに。最低でも50バーツ程度は支払いして欲しい。自分の場合は主に100バーツが最低金額としている。


タイどくとくの雰囲気、リズムで流れていくので一度経験として行くのは楽しいかもしれないが、2度目以降はあなた次第となる。ある意味でディナー付のライブバンドコンサートか夏祭りのコンサート会場とでも考えると雰囲気の想像がしやすいかも知れない、そんな場所である。





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