ポム・プラ・スメーン
- 絵空事
- Sep 9, 2020
- 3 min read

カオサンというと世界中の若者が集まる活気のある場所、観光地のひとつと思う。
タイ観光(バンコク観光)と調べるとこのカオサンが出てくる確率も高いだろうし、タイを知っている人の多くはこのカオサンを知っている人も多いと思う。
人ごみが苦手な自分には少し遠い場所。それから活気のある若者が集まるあの強大な雰囲気も苦手。。数回行った事があるし、行った時はせっかく行ったので楽しまないと!という事で楽しんではいるが基本は避けたい場所。

とは言ってもここは旧市街で何かとこのカオサンを通りかかる事は非常に多い。
コロナ渦になってから外国人が激減と言うか全く入国が出来なくなり観光客が断ち切られたタイではこの大観光地も破滅寸前と言うかもうお店や出店は全くない状態になっている、というニュースは見ていたが今回は自分の目でそれを見て来た。
プラ-トゥーナムの外国人観光客が多い夜市もいまでは更地になっている。
今回はこのカオサンを横目に通り過ぎ更に10分弱歩いて行った場所の紹介。
以前に紹介した事のある地区なので興味のある人は過去のこのブログを読んで欲しい。

道なりにまっすぐ進んで行くとラチャダムヌン通りにある砦(パッタイ・ティップサマイからすぐ近くに)にそっくりな砦が見えてくる。
そうここは【プラ・スメーン砦】だ。
この砦が立てられたのはチャクリー王朝初代国王時代今からおよそ240年程前のこと。
その当時は14か所にこれと同じ様に砦が建設された大工事計画であった。

大砲や武器があり当時のバンコク(プラナコン)警備上大切な場所のひとつとなっていた。時代と共に劣化をしていき現代は建設当初14か所あった砦も2か所残っているだけになっている。このプラ・スメーン砦は第5代王朝当時に撮影されて記録として残っていた写真をもとに修繕、復元されいまでのその美しさを今に伝えている。
ここは大きな観光地でもなければ周りに有名な観光地がある訳でもないのでカオサンへ行こうとして迷った人などが来たり、水上バスでプラアティっ船着き場で舟を降りた人が見かける事の出来る場所なので外国人を余り見かけない場所か、自分が行くときにたまたま外国人がいないだけの場所かも知れない。

南国なので休日の昼間はまだまだ暑いのでこの砦の周りの広場には人はあまりいないが、夕方になると地域住民の人たちがちらほらと出てきて夕涼みをしたり、エアロビを行っているような憩いの場所となっている。
この砦自体は立ち入り禁止になっているので上ったり入ったりすることは出来ないように囲いがされてしまってはいるが、いまでもタイ人にとって写真スポットとなっているので卒業記念の写真撮影やタイ人の観光撮影場所となっている。

この広場から綺麗にマラ8世大橋が何の遮りもなく見える場所なので夜景などを撮影するにはお勧めの場所だ。ただ由緒ある広場の為にアルコール類の持ち込み、飲酒、喫煙は禁止となっている場所なので注意をしよう。
暑いながら歴史がある場所なので大きな木々に囲まれ気持ちの良い場所でもある。

もしこのラマ8世大橋とチャオプラヤー川を眺めながら飲みたいという人はこの公園の真隣
がレストラン(バルコニー席あり)、それからその駐車場の奥に以前ブログで紹介したレストランバーがあるのでそこで夜景を見ながら楽しむことも出来るのでお勧めだ。
以前は川沿いの歩道を通ってこのレストランと、レストランバーに行けたが現在は通行止めになっているので、一度通りに出てからではないと行けなくなっている。
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