寄り道:雨季のアユタヤー②
- 絵空事
- Jul 13, 2019
- 3 min read
Updated: May 18, 2020
アユタヤのパックワーン(パック:野菜 ワーン:甘い)が食べたくて休みを使って行ったついでに散策もした。

もともとアユタヤは世界遺産の保護地区であるので大きく発展することはない。遺跡群の町なのに地域開発や、列車、地下を掘るなどが出来ないのでこの先もこのままこの雰囲気の町であるだろうし、いて欲しいと勝手に思っている。

大きな発展はしないもののタイでは『癒し系』や『自然にやさしい』カフェなどが多く出来ていて、その多くはバンコク近郊に多い。バンコク周辺の県は大きな目だった観光地がないのでこういったカフェが注目されて多くの人が訪れるようになっている近年だ。
アユタヤはタイを代表する観光地のひとつではあるが町自体が大きく発展する事はない為今でも昔ながらの趣を残しているなかでチョコチョコとお洒落なカフェが出来ている。

町から外れた田舎によくある町外れの住宅街の様な場所に癒し系カフェが出来ていたので今回はそこへ『寄り道』をした。今回はポチくんも現地集合をした。

このカフェの大きなお屋敷を改造して宿泊施設とカフェになっていた。ここのGPS様様の場所である。明らかに何もないだろうと言う場所に現れる。入り口の前にはヤック(あうんの像のようなもの)が構えて出迎えてくれている。

アユタヤ時代を彷彿するような古民家な感じと現代が混ざったかなり広大な敷地のカフェだ。メニューからタイの生地を使っているのでそれだけでタイを感じるし品を感じる。
お店の中央に大きな池がありある程度の清清しさを出している。その池を囲むようにテーブル席が設けられていたり、開放的なお座敷が設けられている。
日曜日の昼下がりに行ったので眺めのいい席は常に満席状態になっていた。雨季の朝に雨が降った後に行ったので比較的涼しかったので屋外席の眺めのいい席をという人が多かったのだと思う。

前にも書いたがアユタヤはフライパン上の土地にあり遺跡群を守るため、景観を損なわないため高い建物は新市街中心部以外には存在しないのでとにかく直射日光にさらされるので乾季のどんなに涼しい日に行っても厳しい日差しにやられてしまうのだ。

一瞬のスコールでは気温も下がらず、ただただ蒸し暑さが増すだけで逆に辛くなるだけだが、雨季の長雨の後に来るアユタヤは最適。暑さも緩和され町や遺跡をめぐるのにはちょうどいい。不便な点を言うと美しい遺跡の写真が曇り空や遺跡周辺のぬかるみくらいだ。大雨の後の夕焼けが実は綺麗だったりするので運が良ければ素敵なたそがれ写真が撮れるかも知れない。

雨が多い時期は観光客も減るので極僅かな不便な点に目をつぶってしまえば快適にアユタヤを楽しめる事になるので今時期に行くのをお勧めしたい。

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