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旧市街:ワッ・スッタッ

Updated: Apr 20, 2020

何のこと?ってなる題名。ある有名なお寺の名前だ。


知っている人も多くいるので細かく書く事はないが、ワッとはワットでお寺を意味し。スッタッは日本語的な発音でスタットという名前、すなわちスタット寺院





タイ又はバンコクのお寺と言えばビッグ・スリー(三大寺院)のワット・ポー、ワット・アルンとワット・プラゲーオが有名中の有名寺院だが他にも格式高い王室寺院やそれに相当する格の高いお寺が存在している。


その中のひとつを今回紹介したい。

場所は自分のいつものバンコク旧市街散歩コースのど真ん中に存在している。

遠巻きに見ると少し小奇麗なお寺程度にしか見えないかも知れないし、お寺よりもかなり目立つものが手前に存在しており、その存在が観光記念撮影場所や結婚式や卒業式の記念撮影場所となっているその場所に気がとられてしまう人も多いと思う。



まず目にするのが赤い日本の神社の鳥居の様な巨大ブランコがある。現在は使用されていないので鳥居と想像をしていれば実際の場所についた時にすぐ分かるので鳥居自体が観光地でもあるが、ワット・スタットのかなり目立つ目印でもある。





王室寺院のひとつ。

由緒あるお寺なので服装規制の看板が門をくぐった瞬間から見える。

ノースリーブや超半ズボンなどで入るのは少し考えたほうが良い。三大寺院と違い入場券を買ってやっと入れるという訳ではなく出入りは軽やかなお寺だ。


こちらの日差しはとにかく眩しいので、目の健康の為にもサングラスも忘れずに。


王室寺院だけに三大寺院とにた雰囲気の置物、像がたくさんある。

超有名寺院ではないので超満員という事は滅多いない。半数以上がタイの人達。


目の前の通りは車の往来も多く、観光客が行き来をしているが門をくぐるとたちまち落ち着いた別世界になる。


本道の周りに本道を取り囲むように仏様が鎮座している。ひとつひとつそれぞれ表情も違うのでぐるりと回りながら見るのも楽しいし、心が落ち着く人もいるだろう。





本道に上がる際は階段を上る前から靴を脱いであがるようになる。日照りの強い日などは大理石がかなり熱いので素足ではフライパンの上を歩くようになる。

熱さに耐えられなさそうな人は靴下の用意が必要。雨季は床が濡れている時もあるので、靴が汚れたくない人はウェットティッシュ忘れずに。


本道には由緒ある仏様が鎮座しておりとても慈悲に満ちたお顔をされている。その周りの壁画も見事なもので壮大な物語を描いているのでとても興味深い。



自分が一番好きな場所はこの本堂の裏手にある裏門をくぐった場所である。


裏手はさらなる静寂の中にあり落ち着いていながら絢爛豪華さが静かに伝わってくる場所になっている。旧市街は回りに高い建物がない為に何も日差しを遮るものがない為空が大きく開けているのでとても開放的だ。

炎天下の中での寺周りはなかなかキツイがこの場所に来るとほっとしてしまうのも事実である。



三大寺院はそれはそれは有名で絢爛豪華なお寺であり由緒ある王宮寺院、王室寺院であるが、ここは静寂が存在して時間の流れを止めてしまう力のあるお寺だ。


暑さにバテたり、喉が渇いたりお腹が空いた時は是非自分が書いている旧市街の食堂や、カフェに立ち寄って欲しい。このお寺から徒歩5分以内にあるところばかりなので参考までに。

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