仮面舞踏会②
- 絵空事
- Jul 27, 2019
- 3 min read
Updated: Jul 28, 2019
前回の続き。
人気のお化け番組なのと番組の製作者の資本の大きさも相まって、番組の出演者が使う曲全ての著作権の使用料を支払うお金があるので、出演者が選んだ歌、昔の歌であろうが最新の歌であろうが全てがかなってしまう番組。
本当の意味でのお化け番組である。
商売は全て資本投資から始まるのである意味でひとつもビジネスモデルでもある。その投資のお陰で人気の曲を出演者が歌い、視聴率があがり広告料をもらえるようになる。

THE MASK Singer 決勝戦の紹介。
これまでに落選してしまった人達も含め本当に歌唱力が素晴らしく誰が優勝してもおかしくない争いになっている。
仮面を付けて本当の自分ではない表現をしているので必然的に持ち歌は歌えないので他人の歌をカバーして歌うのだがオリジナルの歌手が自己の歌を誇りに思える程の演出力と番組チームの編曲力は本当に素晴らしい。
もともとのタイの民謡がジャズになったりするが、リズムや音程はジャズだが使われる楽器はタイの伝統楽器など素晴らしい構成になっている。
①マーイトゥリーはスノーノーイ(女性)が勝利
②マーイトーはウィチャイ・カーウィー(男性デゥオ)が勝利
③マーイエークはワントーン(女性)が勝利
④マーイジャッタワーはメーッカラー(女性)が勝利
と女性が3チームとなっている。
決勝戦初週はかなりの歌唱力を誇るスノーノーイが落選。
歌手審査員が歌に心を打たれ涙するほどの歌唱力を持っていても、他3人のパフォーマンス力には勝てすスタジオ視聴者の得点ならずの非常に残念な落選。
全員素晴らしい人達なので誰を応援していいか判断が出来ないくらいレベルが高いが、個人的にこのスノーノーイを応援していた。
第二週ではワントーンが落選。今までワントーンは歌唱力とエンターテーメント力を誇って来たが、男性デゥオには勝てなかった。
ワントーンは予選の時に韓国のブラックピンクの歌を歌ったりタイの演歌を歌ったり幅広い能力を発揮していたのでこちらもすごい人だった。
来週最終回はウィチャイ・カーウィーとメーッカラーの対決である。
男性デゥオはラップなどを中心にのりの良いテンポで観衆を盛り上げ多くの投票数を得ている。
メーッカラーは演歌を現代風の音楽にアレンジして歌うなど非常に難しい音程、テンポにも関わらず生放送でも歌いこなしている。まるでエラ呼吸で歌を歌っているとしか思えない勢いだ。
タイ語名だと誰がなんだか分からないので分かりやすく解説。
(分かりやすくといいつつ例えが何故かフィギュアスケート:また分かりにくい??)
前回のパントゥラットは荒川静香選手。
スノーノーイは浅田真央選手。
ワントーンは安藤美姫選手。
メーッカラーは伊藤みどり選手。
ウィチャイ・カーウィーは羽生结弦選手。
おしとやかで可憐なパントゥラット(荒川選手)は技能がしっかりとして流れもあるイナバウワーで勝負をしたが、最後はトリプルアクセルに勝てず落選。
スノーノーイ(浅田選手)はトリプルアクセル2回飛んで見せたがやはり羽生選手の迫力リズム感と伊藤選手の貫禄に元祖トリプルアクセルに勝てず落選。
ワントーン(安藤選手)は4回転ジャンプを女性にも関わらず見事に決めたがやはりオリンピックのメダリスト達には叶わなかった。

決勝第二週からはフェースブックやテレビ番組のサイトによって生放送の全国投票になっているので来週も絶対に見逃せないものとなっている。

自分は断然メッカラー(伊藤選手)を応援している!
もともとタイの伝統音楽が好きで楽器の音色も美しく、そこに流れ込む伊藤選手の透き通った声がとても素敵で見ているだけで別の世界に飛んでしまう。
8月1日の夜にこの決着が付く。
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