ワット・グラーンバーンゲーオ
- 絵空事
- Jun 22, 2020
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以前に書いたが【ナコンパトム県】はタイで一番初めに仏教が入ってきた場所とされている。その為かどうかは別だがとにかくたくさんのお寺が存在している。

行きつけのカフェ【Jardin De Chaisri】(ナコーンチャイシー郡)の近くにあるお寺がとても美しいのでそこを紹介したい。

このお寺の名前は【ワット・グラーンバーンゲーオ】。
蛇行している【ターチーン川】沿いにあるお寺。お寺の規模としては決して大きいとは言えないが、歴史ある由緒正しきお寺のひとつ。

このお寺の歴史は殆ど残っていないそうだ。古いお寺の為当時の人たちは過去の歴史などに気に留めず、記録も残していない。地域住民の長老に聞いて調べたりもしたそうだ。
もともとは【ワット・コンカーラーム】という名前だったが、人々には【ワット・グラーン】と呼ばれていた。その後『バーンゲーオ運河』にあるこのお寺は現在の【ワット・グラーンバーンゲーオ】という名前になったそうだ。

記録がないので不確かだがアユタヤー時代に建立されたお寺という事が分かっている。
アユタヤ時代の始まりは西暦1350年から終わりが1767年なので最低でも250年近く前からあるお寺という事になる。

修繕、改築、増築などが繰り返されているので自分が見た限りではどこがもともとあった建物かなどは分からなかった。

外壁の装飾の美しさもさる事ながら建物内の壁画もとても興味深いものばかりだった。
とてもとても暑い日だったが壁画の美しさでしばし暑さを忘れた位だ。

帰り際にお寺の裏にある【ターチーン川】にいるサカナにパンをあげながらボーっとした。
川沿いと言えど日差しは容赦ないし暑いので日傘(といっても大きな傘)忘れずに。

お寺も人が集まりやすい場所といえるのでもし行く際は人ごみをさけること。それから余りの暑さで呼吸困難でマスクを外している人もいるので、人との距離を保つことも忘れずに。

ぱっと見の判断なだけだが週末の朝早くに行くとお寺の敷地内に市場が開かれているので見るのは楽しい場所でもあると思う。原則みなマスクをしているので問題ないが、たまにマスクをせず食べ物などを売っている人もいるのでよく見てから判断をする必要もあるので気を付けよう。

みなさんが常に健康で幸福でありますように。ばっちりお祈りしてきました。
バンコク中心地から来るまで1時間強でこれる近場ともいえるので是非訪れてもらいたい。

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