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ボウォン・二ウェー寺院



タイに住んでいて幸せだなーと思う瞬間は沢山ある。

その中でもたくさんのお寺がある事、そしてそれらのお寺にとても興味深い歴史がある事に幸福を感じる幸せ者な自分。



タイ国内にお寺は星の数ほど存在していて、沢山の歴史や文化を継承している場所がある。

ただ時間に限りがある為にまだまだ回り切れていないお寺ばかりだ。それからいつも慣れ親しんだお寺を訪れる癖もあるのも原因で新しい場所へは行っていない。



今回ももちろん【旧市街】にあるお寺の紹介。事あるごとに寄り道をしてしまうお寺。

【カオサン通り】から目と鼻の先にある。お寺の目立つ部分は広大な敷地の奥に存在しているので普通に通りがかっただけではこのお寺の荘厳さに気づかない事もあると思う。



一歩お寺の敷地に入るだけで【カオサン通り】のにぎやかな喧騒とは別世界となる。

バンコクの魅力は一等地にすべてが集まっている事だ。街を整備する法律が届く前からお寺や繁華街、住宅街がすでに隣接し合っているためにこの様にすべての種類の建物が一か所に集中するようになっている。


そうここは第二級王室寺院の【ボウォン・二ウェー寺院】

再度説明をしておくが【第一級王室寺院】は王族の希望で自らの指示で建立したもの。

【第二級王室寺院】は他者が建立完了後または建立中に王族へ献上したものを示す。

どちらにしても王室の寺院に変わりのない格式の高いお寺。



いつ訪れても参拝者が沢山来ている場所。やはり主にタイ人が中心。

このお寺が建立されたのは1915年頃なので100年以上の歴史がある場所だ。

それから仏様が二神おられる。ひとつはとても古い仏様をピッサヌローク県から、ひとつはペッチャブリー県から移されて来たものなのでどちらも歴史ある仏様が祀られている。



タイ人の参拝者が絶えない理由はもうひとつある。それはとても有名な事なのだがこのお寺は前国王、第九代タイ王国国王が出家をされていたお寺だからだ。


お寺の内部には博物館の様に当時の第九代国王が出家されていた時のゆかりの品の展示物や写真を見る事が出来る場所もある。(入館料などはかからない)



それ以外にもこの場所はタイ王国で一番最初の仏教大学の場所でもある。

広大な敷地で木々も生い茂りとても心地の良い場所である。小鳥のさえずり、亀の日光浴などが垣間見えるお寺と言う名の村の様な場所だ。



タイ仏教様式の建物が殆どのなか、ひと際目立つ建物があるがまるでゴシック様式の教会の様だが中は博物館になっており第九代国王の彫像が奉られている。



訪れる価値のある場所なのでもし旧市街で行くときは是非行って欲しい場所のひとつだ。

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