Have a Seat Design & Cafe
- 絵空事
- Apr 16, 2020
- 4 min read
とある休みの日にどこに行こうか迷った日があった。
いつもはだいたいバンコクの旧市街やナコーンパトムに行っているのが休みの日の過ごし方。たまには行った事がない所にもと思った一日。

前にネットでちらみしていたカフェに興味があり多いつきで行く事にした。
思い付きで行ったので特に情報もなく評判なども調べずに行った。
いつもそうだが初めての道、初めて行く場所はどうしても遠く感じてしまうものだ。バンコク市内から40分の距離だが遠く感じてしまった。

そうここはもう隣の県のパトゥムターニー県だ。バンコクの北に位置し隣接しているために目立ったものは特にない場所。工場や高速度道路が多い【通り道】県。
更に北のアユタヤー県や東のサラブリー県の有名観光地【カオヤイ】などへ行くときの通過点になっている。
工場を行き来する大型貨物トラックばかり走る道を道なりに。遠巻きにタマガーイ寺(ワット・タマガーイ)(その昔ものすごく有名だったお寺:事情がありあっというまに普通のお寺になった)の巨大ドームを見ながら走る田舎の幹線道路。
途中までも何度も通ったことのある通り道だが後半は行った事のない場所。
もちろんGPSに付いて行ったので道に迷わずすんなり到着。じつはこのタマガーイ寺のすぐ近くにあった。
10年以上前にこのタマガーイ寺に来た事があるがその時はまだ建設初めのころであり完成形にはほど遠かったが、今回はその完成後の全貌を通りすがりだが目にした。
まるでどこかの国の総合大学病院と思わせる巨大な建物群それから巨大ドーム。とにかく【超】がつくド級の規模だった。

この寺の周りは本当に田舎の幹線道路なだけなので何もない。原っぱと、ぽつんぽつんと商業店があるだけ。そこにこのレストラン兼カフェがポツンとある。
ナコーンパトムやその他の県と同じように何もないところにいきなりある。本当にGPSがあるからこそ来れる場所。
ここは【Have a seat Design & Cafe】というお店。
駐車場からして人は少なそうと思っていたら実は見えない場所も駐車場になっておりカフェは満席、順番待ちが出来ていた。
タイのレストランなどの空き地の駐車場には警備員さんとは別に駐車場を管理する人がいる。車の出入りを見てくれたりする人だ。何もない日避けもないこんな灼熱地獄な場所でもそういう人がいって車がバックする際など見てくれる。駐車場のおにいさんにはどこの場所でも均一に20バーツのチップを払っている。
同じ敷地内(おそらくオーナーさんが同じ)のレストランにひとまず入る事にした。ほぼ満席だったがまだ座れる席があったのでお昼を食べてのんびりカフェが空くのを待つ事に。

メニューはあまり覚えていないが食べたものは一通り美味しかった。ソムタムやらその他の家庭料理一通りあった。

食器や料理の盛り付け、飲料水のペットボトルも自身がデザインをしたお店固有のものになっていた。この何もない場所にいきなり現れたお洒落な場所だけに色々と工夫をこらしていた。

お店はほぼ満席だったがごはんはすぐ出てきた。色々頼んだので1時間弱そこにいた。その後向かいのカフェに行ってみたがまだ満席だった。ただ、この敷地内には2棟別棟がありそこであればぎりぎり席を用意できるとのことでそっちに案内された。

見た目以上に広い敷地で沢山のお客で賑わっていた。言葉は悪いがこんな何もない辺鄙なところにこんなに多くの人が集まっているのはとても不思議な事だ。

非常に暑いかんかん照りの日で、かなり繁盛していて込み合っていたため写真という写真は撮れていないのであまり雰囲気を紹介出来ないのが残念。
客層は色々な世代。家族連れはもちろん、若いカップル、女の子の集まり、はたまたバイカー(大型バイクで田舎を走る若者たち)も来ていた。
田舎と言えどお洒落カフェなのでひとりあたりの予算は200バーツからと考えると目安になるかも知れない。

ただもしタマガーイ寺に行かれる人、パトゥムターニーに何か用事で行く場合は寄る価値ありな場所と言える。レストランの食べ物も美味しかったしカフェの飲み物、食べ物もしっかり作られていた。
【Have a Seat Design & Cafe】
パトゥムターニー県
最寄り:タマガーイ寺(วัดธรรมกาย)
不定休で毎日開いてるみたいだ。
朝8時半から夜9時まで営業(2020年4月現在持ち帰りのみ注文可能)
Opmerkingen