バンコク中央駅
- 絵空事
- Nov 17, 2020
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正式名は『バンコク中央駅』と呼ぶがみなその名前では呼ばない。
『フアラムポーン(ホアランポーン)』と呼んでいる。地下鉄の駅もバンコク中央駅という名前ではなくフアランポーン駅になっている。
BTSや地下鉄がまだない時代はここに必ずといっていいくらい旅行者が集う場所だった。
活気もあり常に大勢の人が集まっている場所。記憶違いでなければだけど20年前はまだエアコンの設備が駅構内ではなかった。
個人的に沢山思い出がある場所でありいついっても好きな場所。

バンコク中央駅の建設が始まったのが100年以上前の1910年、完成したのが1916年というかなり歴史のある建物。
コロナになってからは外国人旅行者が一切いないので、駅もかなり落ち着いてはいるもののタイ人の国内旅行者はまだまだたくさんいる。

老朽化が進んでボロボロであるもののところどころ修繕を繰り返しているので問題なく機能している駅。タイらしい『自由』のある駅なので、乗客でなくても切符をもっていなくても駅構内、ホームをうろうろ出来るので嬉しい場所だ。
停車している電車に乗り込んで写真を撮ったりも出来るし、とにかくたくさんの電車(ディーゼルなので汽車と呼んだ方がふさわしいかも)が停まっているので電車好きにはもってこいな場所でもある。

電車に乗る旅行をしなくてもこの駅に来て記念撮影が取れるし、実際に勝手にだけど電車に乗り込むことも出来るので便利な観光地と言える。
勝手に自由に乗り込める、と無責任な事を書いているが、勝手に乗り込めるのは2等席や3等席の車両。扉がいつも開け放って合って無人で停車をしているから、自分は勝手に入り込んでいる。
地下鉄もこの駅に直結しているし、この中央駅から徒歩または地下鉄で中華街や旧市街の有名観光地へも行けるのでちょっと寄り道するにもいい場所と思う。

なんの変哲もない古めかしい駅と思わず、歴史を見に行ったり、古い昔の日本から来た車両を見るのもよし、観光写真も撮れるもってこいな場所のひとつ。
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