top of page

バイク人生

Updated: Apr 17, 2020

バイク人生 と書くと格好よく聞こえるが、ハーレーや大きなバイクでツーリングという印象を受けるがそんな大げさな事ではない。


東南アジアは車も多いけどバイク(スクーター)も多い。

ジャカルタやバンコクその他の地方都市ではバイクタクシーがある。そして自分はこの2都市にいる間はバイクタクシーを大活用しているのである。


これは有名芸能人がチョッキを着て演じているところ

バンコクの場合はオレンジ色のチョッキを着ているのですぐ分かる。ジャカルタの場合は普通の服装をしているので分かりにくいが、ホテルの前やデパートの横などにスタンバイしているので意外とすぐ分かる。



バンコクの場合は基本スタンバイしている場所が決まっていて流しのバイクタクシーを捕まえて乗るのは難しい。その停留所にバイクがいない場合は待つことになるので朝夕は行列が毎日繰り返し出来ている。


バンコクは軍事政権になってからバイクタクシーの料金の明確化を図り、基本は看板が出ていてどこまでは幾らなど明確な表記がある。以前は完全交渉制であった。

ただ、今でも長距離の場合は交渉制ととなる。タクシーよりは割高になるのは間違いないが時間が確実なのと渋滞の影響を受けないので今でも充分需要がある。


だいたいが、近場をスイスイと走る為にあるので料金も10バーツから40バーツなどである。100バーツを超えている場合は長距離となる。



その昔は流しのバイクをどこでも捕まえられたのだが、数年前に起きたある事件依頼出来なくなった。その事件依頼、大きな停留所には見張りの様な人がスタンバイしており流しのバイクがその停留所の乗客を持っていかないようにしている。


その事件とはある停留所のバイク運転手が流しのバイクに乗客を奪われたという事で鉄パイプなどで言い争いのケンカから始まり停留所の大勢との大乱闘となる事件があった。

それ以来流しのバイクは停留所付近からの乗客は受け付けられなくなり、停留所には交代制でその停留所のバイクが見張り役としている様になった。



長年バイクタクシーをどのアジアの国でも愛用してきたけど実はずっとヘルメットをかぶらず乗ってきていた。常に渋滞しているのと、その渋滞を潜り抜けて走るのでスピードが出ないのと、危険という危険がないためだ。(勝手な正当化の理由こじつけ)



これ自分です@バンコク


ジャカルタやバリは取締りが盛んなのでしぶしぶかぶっていたが、バリの思いっきりリゾート地っぽいところだから大丈夫だろうと油断をしていたらまんまと捕まった事もある。


ホーチミンは捕まえる暇もなさそうな勢いのバイクの量なのでどうかは分からない。

大晦日に撮ったホーチミンの写真を見て欲しい。



ホーチミンの大晦日の夜

一応信号が青に変わったので信号を徒歩で渡る時に撮った写真。

横断歩道は見えないので、バイク1台1台をまたいで道路を渡った。

パツパツのズボンを履いている人はきっとまたが避けていたと思われる有様。



これ横断歩道 大晦日の花火を見にみんな向かう

今年になってからバンコクでも同じ状況になってきた。今までは運転している人は必ずヘルメットをかぶる義務ありだが同乗者はおとがめなしだったのが過去。


または警官が見えたら急いでその場しのぎで一瞬かぶる、という手を使ってきた。


ここ数ヶ月(2018年現在)は大きな較差点には必ず取締りの警察官がいる状況が朝、昼、夕問わずいるので、ついにヘルメットを購入した。


どうぜ買うなら、好きなデザインを選んで、自分のファッショに合うものそれから適当なものではなく安全なものをと思って選んだ。



ヘルメットで日よけ

なにより死活問題となりえるのが、ヘルメットによって髪型が乱れることが懸念されるので、髪型も多少変更済みにした。


最初はいやいやかぶっていたものの、慣れればなんて事はなく、髪型が乱れるのが気になる程度であとは快適にかぶっている。


ひとつ気づいた事がある。日照りのなかヘルメットをかぶってバイクで移動後ヘルメットをとってみると、ヘルメットの表面がかなりの暑さになっていて、あぁ今までこんなに暑い直射日光が直接頭皮に当たっていたんだなぁと思うと自分の頭皮が少し気の毒になった。


子供の頃に母がいつも帽子をかぶりなさいと言っていた意味がしみじみと分かった瞬間である。


渋滞がひどい東南アジアの都市ではバイクタクシーは非常に便利な移動手段である。時間も読めて渋滞のイライラもなく移動できる好都合であるが雨に弱く事故も多発しているので、実際に利用する場合は慣らしでまずは小さなソイの中の短距離を乗ってからにしよう。


 
 
 

Comments


ASEAN WORLD

bottom of page