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タイ旅行まめ知識(お腹を壊す)

Updated: Sep 29, 2020



タイはいまだに非常事態宣言を取り下げないし、2020年10月からは通常通りになる予定と言われているがタイへの空路での入国はスワンナプーム空港のみであり各国にあるタイ大使館で申請をしてタイ航空を予約出来てやっと入国となる。

飛行機の定員も満席には出来ない数であり、非常に限られた便数だけが飛んできているだけなので未だに旅行目的の外国人と言う外国人は皆無な2020年9月現在。


普通の旅行者が比較的制限なしに入国出来るようになるのはいつなのかさっぱり見当がつかない状況が続いているタイ。


タイへ来ようと思っているひとたちにとってはイライラして、いったいいつになったらもどれるのか?という時期でもあると思う。


逆に言うと良い準備期間、情報収集の期間だと思う。

昔と違い市販のガイドブックや旅行本に頼らずともインターネットで沢山の情報がとても簡単に収集できる世の中になったのでとても便利な時代。



便利で沢山の情報があるのはよいけれど、逆にそれも落とし穴となりえるので気を付けたい時もある。インターネットはそれぞれが好きな事、知っている事を自由にかける素敵な場所であり、表現の自由がある。それと引き換えに事実ではない事、個人的な主観から書かれている事も多いはず。自分のブログは全て自分の感覚に従って書いているので個人の主観で書いているのは間違いない。


自分も含め、ものを書いている人たちも嘘を書いているつもりはないが、事実として場合によっては事実ではない事を知らずに書いてしまっている事もあると思うので読み手がきちんと判断をしないといけない世の中でもある今日このごろ。


たくさんの情報を集めてどれが正しいかどうかを判断するのも大切な事だけど、どれが自分に合っているかどうか判断、それから自分を知る事も大切だと思う。


情報という事で初めて旅行に来る予定がある人、またはまだ1,2回位しか来た事がなく土地勘がいまいちない、という人へのまめ知識的な事を書いておきたいと思う。



今回は【食品衛生】について。


主に西洋や東アジアから来た人たちは食べ物に気を付けないとお腹を壊す、という話。

これは外国人、どの国の人にも関わらずタイ人でも同じ。

お腹壊すときはみんな同じで人種や出身国関係なくお腹を壊す。


『後進国は衛生管理がまだ不十分』とか書かれているのをよく目にする。

正直事実ではあるが、やはりそういう風な文章を見ると心が痛むのも間違いない。


そこで『すべては衛生管理が問題でお腹を壊すか?』という疑問について考えた。



大前提としてひとそれぞれ体の働きもばらばらであり、腸内菌の種類、量も違うので抗体を多く持っている人、抵抗力が強い人もいれば弱い人もいるので、これをすれば大丈夫!といえる事はなにもないが、少し考えてみると実は奥が深いと思う内容。


同じメニュー、同じお皿で出てきたものを数人一緒に食べたが、一人だけ食あたりというのも自分の周りでは良く聞く話なのでやはりその日、その時、その人の体調も関係していると思う。高級ホテルで食べた食事でもそうなる人もいるのを知っている。


つまり自分の個人的な意見なだけだが、一概に『衛生管理』の問題とも言えない。どんなに抵抗力が強い人でもその日の体調次第でお腹を壊す人もいる。


情報収集で他の人がよく書いている食べてお腹を壊すメニューはなにかなどよく調べておいて、どれは食べるべきではないかなど知っておくのも大切。



それから食あたりをした人の何人かはその日は微妙に体調が悪かった、南国に旅行に来て暑さに負けてバテていた、とかもあるのでせっかく外国に来たので色々と食べたい!という気持ちもあるだろうけど、そこを抑えて優しい食べ物を食べておくなどするとそういう危機回避になるかと思う。


暑さのあまり冷たい飲み物をたくさん飲んでいて腸が弱っている事もあるだろうし、炭酸系をたくさん飲んでいて胃が荒れる人もいるはず。


初めて行く国なのでいっぱい予定を詰めて満喫!というのも体力が続けばいいだろうけど、初めての国、または数回来ているがまだ慣れてない国などは、言葉の壁、文化の壁、交通の壁、空気の問題など実は見えないところで体はストレスをためている。

体は弱りやすくなるのも当然もあるはずだ。

適度に息抜きできる予定立ても必要な人もいると思う。


外国は自国と勝手がちがうので思い通りに行かない事も多々あるし、それを前提に考えておけば多少予定が狂っても、それが旅行の醍醐味だ!と思ってストレスを感じずに楽しく旅行が出来る大切な事でもある。旅行は楽しむために行く訳だから。



南国はのんびり過ごすという前提で来ないとイライラする事もあるだろうし、予定をたくさん詰めていてそれが達成出来ないと残念な思いをしてしまう事もあるはずなので、ある程度緩めに設定しておく必要がある事も多々ある。


食あたりとは別だが似た症状のものもあるのでそれも注意が必要。


辛いものもお腹を壊す原因になる。食あたりとは別で唐辛子が腸を刺激するのでお腹がキリキリ痛くなったり、トイレの時に火を噴くときがある。

これはタイで生まれて育ち、日々辛いものを日常的に食べているタイ人でもなる事だ。


この辛いものを食べてお腹を壊すときは食後しばらくしてからキリキリとお腹が痛くなってくる。それからすぐにはお腹を下すことがないが数時間後または翌日にトイレで火を噴くので症状は食あたりとは別になる。

腸がねじれるような腹痛で朝から数回トイレに行きおさまる。唐辛子が出来るまで痛みが続くのが特徴(医者ではないので自己の経験と周りのはなしからの意見なので絶対これに当てはまるとは言えない)。


『トムヤム』系のスープにはすっぱさを出すためにタマリンドが入っているが、タマリンドは腸内のものを排出を促す性質があったりするし、それにマナーオ(タイのかぼす)の酸っぱさや、唐辛子の辛さが混ざったものが出てきてそれを食すわけなのでお腹が緩くなるのも自然な事だろうし、慣れていなければお腹が痛くなることもあるだろう。



タイで『すっぱいものと辛いものを一緒に食べるとお腹を壊すよ』とよく言う。それはすっぱいものは酸であり、辛いものは刺激物なのでどうしても腸を荒らしてしまうからだと思う。昔から言われている事はあながち間違いではないなと思う。


スープ系のもので小さな唐辛子が刻まれて入って出てきたりするので、色も赤でなければ唐辛子とは知らずにぱくぱくと口に入れて体の中へ流れ込んで行って知らぬ間に唐辛子が腸内を刺激して腹痛なんて事もあると思う。唐辛子を唐辛子として見分けが出来ないと後で痛い目に遭う事になる人もいるので事前に唐辛子の知識を付けておく必要がある。


それからタイ料理の一部でその具材の一部は香り付け、見た目、味付けの為にごろごろとその料理の中に入っているが、それらから出る味とエキスを楽しむものなので食べなくてよいものもある。食べなくてよいというより食べるに食べれなかったりもする。硬い葉っぱや、しょうが系の植物の根の塊などがよくある。



唐辛子もそのひとつだ。辛いものが大好きな人、それから唐辛子独特の味を楽しみたい人もいるので食べる人も多いが、チャーハン、それからスープもの、炒め物に入って出てくる唐辛子を避けて食べる人も普通にいる。


国の食文化によっては出されたものは全て平らげないと失礼、またはばちがあたるという国、人もいるが、それはタイでも同じだが、食べれないもの、刺激物は避けて食べるのも当たり前なのでその辺はあまり考えなくても大丈夫なだ。


辛い食べ物に抵抗力がまだない人で出て来た料理に唐辛子が沢山入っている場合はうまく避けて食べると後で楽になる。よく見かけるのはみなうまい事唐辛子を避けてお皿の端にまとめている。


唐辛子は色々種類があるし、真っ赤な唐辛子だけではなく黄緑もあるので他の野菜と紛れて出てくるときもあるので気を付けよう。



お腹に自信のないひとは辛いものに挑戦!なんて考えは捨てて唐辛子抜きで食べるようにしたほうが旅行を楽しく過ごせるようになると思う。またはこの準備期間に自国でタイ料理をたくさん食べて腸を鍛えておくとかも出来る???かも知れない。


知らない料理に挑戦!も面白いしと思うが、激辛料理に遭遇する事もあるので、はやり少し考えないといけない。特に屋台などはメニューが書かれていなかったり、メニューがあっても写真がないとか、辛さ表示もないのが普通なのでそれなりの経験値が必要になる。

(屋台で激辛料理はあまりないが敢えて言うならば『ソムタム(パパイヤサラダ)』は基本辛いので、辛くしないで!とお願いしておかないとあとで痛い目に遭う事もある。)


自身がどんなものを食べているかなど知り、意識をして、その後現れる体の症状を見て判断出来るとその後の対応が判断しやすくなる。


ホテルで食べてもデパートで食べても屋台で食べても運次第なときもある。

その日の自身の体調も関係するので自己分析が重要と信じている。




食あたりの場合、薬を飲まないとなかなか治らないし、激痛にさいなまれる事もあるので薬の知識があれば薬局で簡単に買えるのもタイの便利な特徴だ。2020年現在バンコク中心地であればでは日本語の通じる薬局もあるのでいざというときはそこに行くと良いかも知れないし、きちんと海外旅行保険に入っていればバンコク内に日本語の通じる大病院はあちこちにあるので安心だ。


『食あたりになってからではもうどうにもならない』のでとにかく自分の体を良く知っておく事が大切。それから食べたものの味がなにかおかしいと思ったら食べるのをやめておくことも大切。


料理ですっぱい味のものも多々あるが、それが異常にすっぱいものは怪しかったりする。

ココナッツも傷みやすいのでココナッツが酸っぱかったらそれはもう食べれないなど味の知識もある程度手助けになるので重要な事でもある。


外は灼熱地獄の様に熱く、商業施設やレストラン、電車などは空調設備がすごいので寒かったり、大雨で濡れてしまった後などは特にそういう時に屋内に入った場合は体が冷えてしまうので注意が必要。


こちらの大雨はスコールであれば1時間または2時間以内にやむことが多いので無理して傘をさして出歩かない方がいい。冠水など思わぬ事に遭遇してしまう事もあるだろうし、スコールは大雨なので傘をさしてもやはり濡れてしまう。



タイの文化では『雨=かぜをひく』というようになるのでそれだけ体調管理が必要なことの表れだと思っている。慣れない土地、気候、言葉、交通事情の中で知らぬ間に体は疲弊をしている。旅行で気分が高揚していて元気に思える事も多々あると思うので体を労わりながら行動をすれば楽しい旅行になるのは間違いない。


自分の体とよく相談をして無理せず行動をし適度な休憩が事が大切と思っている。

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