top of page

タイ料理に挑戦③

Updated: May 15, 2020

前回2つの日記で①は屋台編、②はレストラン編とかいてきたけどやはり屋台でも、食堂でも、レストランでも知らないお店に入るのは美味しいかどうか不安になる事もあると思う。


タイ料理だけでなくどの国のどの場所のどの料理でも同じ事が言えるが、美味しいお店は基本混雑している。



タイでは人だかりが出来ているお店は美味しいのでたくさんの人が食べに来ているはず、という見た目だけで判断をする事が多い。逆にガラガラのお店はきっと美味しくないだろう、と思い入る事がない。


この法則は絶対とは言えないがあながち正しい選び方とも言える。


※注意

近年ではガラガラのお店が増えてきている。来店者が少ないからガラガラだが、【フードパンダ】【グラブフード】などの配達のバイクがお店の前に沢山いる事もあるので、そういうお店は美味しいに違いないと判断出来る。



たまにあるのが、美味しいと有名なお店で開店当初の空いている時に行くのと、混雑している時に行くのとで味が変わることもある。

混雑時は急いで料理を作る為味にばらつきが出てくる事がやはりある。もし有名店で美味しく食べたいと思ったら混雑時はさけて行くと本当に美味しい料理に出会える可能性が高くなる。平日週末問わずお昼と夕方は自動的に混雑する法則になっている。


【カーオマンガイ(チキンライス)】などのお店はトリを煮込んでおく、タレは予め大量に作っておく事が出来るので味が毎回狂わずに出てくることの方が多い。



人だかりが出来ている道ばたの【ソムタム(パパイヤサラダ)】屋台も同じ味の偏りがある事がある。


特にソムタムは頼む人によって具の内容も様々で、味付けも様々、辛さの様々なので作る人も毎回毎回味付けを調整するので、同じ内容のソムタムを別々の時間に頼むと味が違って出てくる事もよくあるのだ。


作る人のその日の体調、ご機嫌、時間の余裕も影響するので今日食べて美味しかったから明日美味しいとは限らない。自分の経験ではひと皿目のソムタムがとても美味しかったので追加でもうひと皿頼んでみたら味が違ってがっかりもある。



【クイッティヤオ(タイラーメン)】の場合も店主の微妙な味付けで味が変わることがあるが、食卓においてある調味料で自分の納得いく味付けをつけ足せるのであまり問題にならない。



スープが美味しくない場合もあるので、知らないお店で食べる場合は【ヘーン(スープなし)】で頼むのもコツだ。麺と具があればあとは自分の好みの味付けを調味料で調整出来るからだ。それからだいたいのお店は【ヘーン】を頼むと小さな器でスープが出てくるので味実が出来る。


麺選びでも同じお店同じスープながら味が変わる。


【センレック(一般細麺)】

麺自体に味や風味を持たないのでそのお店のスープの味がそのまま味わえる。


【バミー(卵麺)】

麺の甘みで辛さやスープの味が中和されまた別の美味しさになる。


【センヤイ(極太麺】

すぐに伸びてしまう生麺なので猫舌の人が食べるにはあまりお勧めできない。生麺なのであまり咀嚼も必要なく簡単に食べられるのが特徴。



自身が住んでいる国で有名なタイ料理を食べて大変気に入り、それを本場のタイでで食べたい、という人も多いだろう。

自国で食べて美味しかったからこっちの本場で食べたらさらに美味しいはずだ、と思う人もいておかしくない。


人によっては自国で食べたほうが美味しかった。人によっては現地の本場で食べたほうが美味しかった、と別れる。これはもう個人の味覚の問題だし、あとは食べに行ったお店の料理の味次第なので運にゆだねられると思う。



自国で食べたほうが美味しかったという人の中にはタイ人コックでもその国の市場向け、その国の味覚に合わせて味付けをして出しており、その味に慣れてしまい、現地で食べたものの味が違うので美味しくないと思う場合もある。はたまたそのタイ現地のお店自体が美味しくない料理の店の場合もある。


外国で有名なタイ料理と言えば『パッタイ』『カーオマンガイ』『トムヤムクン』など色々あると思う。実はどの国の料理も同じでとてもたくさんの種類の料理があるが、それは現地ではないとなかなかお目にかかれないものたちだ。


何を選んで食べるかは個人の勝手であるし自由な事であるが、敢えて言うなら『パッタイ(主食)』と『カーオマンガイ(主食)』を一緒に注文して食べるのも少し無理があるような組み合わせに見てたりすることもある。


外国にあるタイ料理店はそういった有名料理を取り揃えていないとお客も何を注文したらいいか困る人もいるので営業上どうしてもそういう揃え方になるんだろうと勝手な妄想をしている。



これらの『有名料理』はもともとそれを売っている専門店で美味しいというお店が数あるのが本場タイだ。


これらの『有名料理』全部を1つのお店で総合的にメニューとして持っているお店は特に大きく有名という事はない。

専門店ではないしそれを作る本職ではない人たちが作っている為どうしてもそうなるのも仕方がない事だ。



もし自国のタイ料理と本場の現地料理の食べ比べをしたいと思っている人は、是非その料理の専門店で食べ欲しいと思う。食べ比べるお店も老舗を選んで欲しい。


旅行者に非常に有名なバンコクの『カオサン通り』には無数の『パッタイ』屋台が存在している。そしてそのあちこちに外国人旅行者がこぞって買って食べている。自分も一度食べた事があるが、。。。。。。という感想だった。全部のお店がそうではないが【老舗専門店】ではないので味も『パッタイ』なのか麺炒めなのか分からないお店もあるので避けておくべき。



インターネットの発達で色々と情報を収取出来る非常に便利な世の中でもあるが、自国の国の言葉で【美味しいタイ料理 バンコク お勧め】などで検索をした場合それを紹介しているサイトの主の多くはその言語を母国語として話す国の人なので料理に対する味の感じ方がにて美味しいお店に出会える可能性も非常に高いはず。

ただ、偏りがどうしても出てきてしまうので英語やタイ語で検索をしてみるのも手だ。


タイ語はもちろん、地元のタイ人がどこが美味しいだのとお勧めをしているお店ばかりなので本場のタイ人の味のお店が見つけられる。


英語の場合でも冒険家な西洋人も多いのでかなり地元密着型なお店を見つけることが出来るかも知れないので試す価値あり。



色々と書いたが、個人的には自国との食べ比べは必要のないことと思う。


逆に自国ではお目にかかれない料理を食べに行った方が面白いと勝手に思っている。

外国では食材の問題や調味料の問題、値段の問題もあるので限られた種類のメニューしかない。


最後にまた同じ事を書くが、タイ料理はあまり種類がないと思われている場合もあるだどろうけど、どの国も同じで沢山の種類の料理があるので是非是非挑戦してもらいたい。




Comments


ASEAN WORLD

bottom of page