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セブンイレブン

Updated: May 15, 2020


タイに旅行に来た事がある人で知っているかもしれない事実だが、こちらにはセブンイレブンが沢山ある。沢山あるだけでなく、時には隣同士であったり、道路を挟んだ向かいにあったりする。


本題とはそれるが、道を挟んで向かい合ってるセブンイレブンなどはお客の取り合いがあるか?と疑問に思った人もいるかも知れない。


こちらの道路の性質上、交通整備上、運転マナー上、道路を横断するのは危険が伴うし、事実上渡れない様な場所もある。歩道橋がどんなに近くとも暑いので階段を使いたくないなどの理由で道を渡らない、など色々な理由があり何か用事がない限り道路を渡る事も少ない。なのでセブンイレブンが道路を挟んで向かい合っていても、それぞれがそれぞれの側のお客相手に商売をしている。


斜め向かい同士の場合は謎である。セブンイレブンは基本全店同じ商品を取り扱っているし、同じ値段だ。お店の規模によってはある商品、ない商品ももちろんある。ただ、自宅か5メートルでも10メートルでも近い方にあれば自動的に近い方になるのはヒトの常。



セブンイレブンはタイの財閥と言っていい存在。タイ屈指の富豪になっているので、かなり優秀な人材を揃えている。彼らが展開するプロモーションや、営業戦略はビジネスモデルとされているし、すごい勢いで他者の良いところを吸収して自社商品開発に乗り出しては成功を繰り返している。



そんなセブンイレブンは毎年スタンプを集めて景品と交換というプロモーションを打ち出しているのは変わらない。2019年はドラえもんグッツを打ち出している。


決して『全員ではない』と念押しで言っておきたいが、タイは無料でもらえるものが好きな人が多い。街を歩いていても明らかに景品としてもらったバッグを提げて歩いている人、景品でもらったポロシャツやTシャツを着ている人もいる。


値段の高いブランド品を買って自慢をしたくなるのもヒトの常であるが、こちらでは、どれだけ安く値引きをして手に入れたか、ただで手に入れたかも重要であり自慢をしたくなるもののひとつでもある。



もともとタイではドラえもんの人気は日本と同じか実はそれ以上?な人気を誇っている。あちこちにドラえもんグッツが売られているし、ドラえもんのぬいぐるみを持っている、という人も大多数だ。


タイ人で普通に『ドラえもん』や『ジャイアン』などのあだ名をもって呼ばれている人もいる。またの機会であだ名について書くが、タイ人であだ名を更に省略して『モン』と呼ばれている人の中にはドラえもんという愛称を持っている人がいる。




ドラえもんやその他の登場人物は良く知られていても、意外なことにどら焼きは余り知られていない。実物を見たことがない人も多いからだろう。



こういった人気キャラクターを使い、景品として設けることで売り上げを増やす事に毎年の如く成功している。



近年タイではセブンイレブン以外にもファミリーマートがあり、ここ数年ぐんぐんと伸びてきているローソンがある。それ以外にも超大型スーパーのビッグシーやロータスがある為、値段以外にも競争相手がひしめき合ってるので景品を囮にセブンイレブン以外では買い物をしないという消費者の忠誠心を引き出す作戦に出ている。


店内の全商品が景品交換のシールをもらえるわけでなく、週単位で景品交換対象の商品を買えたりもしているので、消費者としても毎回毎回同じ商品を買わずにすむ。



生活必需品やお米や牛乳なども週によっては景品交換対象となるのでロータスやビッグシーに行かずにセブンイレブンで買い物をする人も出てくる。


または普段売れ行きが優れない在庫過剰なものなども景品対象にする事によって在庫消費をする事が出切るだろうと『勝手な想像』をしている。



今回のドラえもんは人気のせいか、景品交換シール配布時期の延長と、景品が途中から増えた。スマートフォンの普及とそれのアプリの普及に伴い、セブンイレブンでも会員カードを設け景品交換用シールもデジタル化し始めた2019年である。


アプリを使って今週はどの商品が景品交換対象になって、幾らで何ポイント得られるかなど、ある意味楽しく買い物が出切るような展開方法になっている。



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