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サーンジャオ・ギアンアンケン



題名からすると『なにそれ?』となると思う。

『サーンジャオ』とは神の祠、主に中国の神様が祭られている寺院を示す言葉。

『ギアンアンケン』は広東か福建語の言葉の音だけがタイ語になって名前となったもの。

中国語で書くと『建安宮』と書くので客家語??みたいな発音になっている。



ずいぶんと昔に1度だけ来た事がある。キンジェーの終わりに中国の偉人、神様を拝みにあちこちの神社をめぐって日が暮れてからここに辿り着いた。今回は建物の修繕作業が行われていたし、境内は写真撮影禁止なので特に雰囲気を上手く伝えられるものがなかった。



歴史を紐解いてみてもこの場所の歴史を語る資料は残っていないそうだ。

ただ、自分があれ?客家?と思ったようにこの周辺は福建人が多く住む地域であったため色々と語り継がれていた話をまとめると実はこの神社はトンブリー時代タクシン大王に福建人により作られたそうだ。神社の名前も『建』がついているのは故郷、発祥を示す福建の建をつけているそうだ。福建人の安らぎをもたらすお宮という意味だそうだ。



その後西暦1848年に中国から仏様がここに安置される様になったそうだ。大まかな歴史をみるとこのお寺は250年程度経っているという事になる。


どの国もそうだが、昔の人々は宗教を大切にしていて、芸術の最先端、すごく純粋な部分の結晶を神聖な場所に散りばめているのでとても美しく見とれてしまうものだ。



●拝観時間:朝7時から夕方5時まで

●最寄り場所:ワット・アルン(暁の寺)またはサパーンプッ(緑の鉄橋)


この神社の入り口はチャオプラヤー川沿いにあるので左右のお寺か教会側から来ないと来れない場所。一番わかりやすいのは『ワット・ガラヤーニミット』から来るとすぐ分かる。


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