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ガーラナーン

ガーラナーンとはきれいな響きのタイ語だ。

ガーン(ガーラ)は【時間】でナーンは【長い】という意味を表す。

翻訳すると『悠久』とでも言おうか。



とタイ語の勉強と思いきやは実は食べ物屋の名前だ。そう、食べ物の話。

しかも自分の大好きな麺で『クイッティヤオルア』と呼ばれる種類の麺料理のお店。


クイッティヤオにはいくつか種類がある。以前に麺の種類について簡単に説明しているが参考の為いまいちど復習。


主に6種類の麺が食べられている(その他もあるが、あくまで主だった主人公たちだけ)


  ①センレック(細麺)

  ②センヤイ(太麺)

  ③センミー(極細面)

  ④センバミー(バミー)(たまご麺)

  ⑤センママー(ママー)(インスタント麺)

  ⑥センウンセン(ウンセン)(春雨麺)


屋台や麺のお店であれは①から④までの麺はほぼ必ずと言えるほど揃っている。

屋台であれば⑤のママーがない場合は持参して、これで作ってと言えば作ってくれるのも通常(自分が知る限りなので、麺を持参して嫌な顔をする店主もいるかも知れない)。



それからスープも種類がある。


①クイッティヤオ・ム~(大体が透明のスープ)(豚肉、骨がもと)

②クイッティヤオ・ガイ(大体が濃い茶色の透明スープ)(鶏肉、骨がもと)

③クイッティヤオ・ヌア(大体が濃い茶色のスープ)(牛肉とその内臓がもと)

④クイッティヤオ・プラー(透明スープ)(魚がもと)(ごく稀)


※クイッティヤオ・イェンタフォーは主に①でピンク色の豆腐ソースが入ってピンク色のスープで出てくる。


屋台やよく見かけるクイッティヤオの多くは透明スープでありその多くはム~(豚)。

宗教やアレルギーさえ関係なければタイ国内のどこでも見つけられる便利な食べ物でスープの透明なのでさっぱりと食べれるものだ。



今回紹介するクイッティヤオは①の進化したものとでも言おうか。。。応用編だ。

【アユタヤ県】に行った事がある人は食べた事があるかも知れない有名な食べ物で【クイッティヤオルア】と呼ばれている。この【ルア】は舟を意味するので日本語では舟ソバとでもよばれているのだろうか。

特徴はスープの色が濃い茶色であり、スープの味も濃く刺激的になっている。

豚の血が入っているのでスープの色が透明ではなくなっているのが見た目の違い。


よく間違われるのだが【クイッティヤオルア】と【クイッティヤオナームトック】は基本的には同じだが、血を入れるタイミングが違うから名前が違う。


【ルア】はスープを煮込んでいる鍋のすでに入ってグツグツ煮られている。


【ナームトック】(意味は滝や水が落ちるという意味)はお皿に盛る際にスープと一緒に血を入れる。



前置きが非常にながくなったが今回は【クイッティヤオルア】のお店。

店頭には舟を彷彿される店内設計がされているので、もしお店を探す場合は目印になる。



このお店は麺も他とは違う麺があるので楽しい。自分はうどんを頼んだ。

気分的にカレーうどんな気分だが味はクイッティヤオルアでサラサラしている不思議な感じだった。味はもちろん間違いなく美味しいが、うどんという新素材で食べたので不思議になっただけ。


それから麺以外にもソムタムなど刺激的な味の料理もそろっているのでお店のはしごをする必要なくここ一か所で済むという利点もあるお店。




●メニュー相場はひとり100バーツくらい



大きなデパートに入っているのみでありコロナの不況やデパート閉鎖でどれだけ影響を受けているかは分からないので事前に上のリンクのフェースブックで要確認。


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