むちゃくれ食堂
- 絵空事
- Sep 10, 2019
- 3 min read
Updated: May 21, 2020

子供の頃毎日牛乳を4リットル飲んでいた。朝に1リットル。学校から帰宅後に3リットル。今思えば子供の胃の大きさでどうやって飲んでいたのか今では謎である。
流動食(牛乳)でいつもお腹がいっぱいだったのでごはんを食べるのが苦痛で苦痛でごはんを食べないといけない人生はなんて苦痛なんだと思っていたのを覚えている。子供の頃から魚が嫌いで嫌いで仕方なかったが、家では健康志向の食事であり、自然食が中心だった。さらに好き嫌いは栄養のかたよりももとという事でいつも無理やり食べていたのもあり更に苦痛だった。

そのおかげもあり丈夫に育ち心身ともに健康である。母に感謝。
とは言え成長をしてからは好き放題に食べているので健康にも気をつけないととも思っているし、こちらは気持ち油っぽい料理も多いので選んで食べないと必ず健康を害す日が来ると少し自分を怖がらせている。
食事の内容以外にも場所も年齢と共に選びつつある。屋台でも清潔さはまだ腸の健康が優れているのでそんなに選ばないが、屋台の場所などを少し考える。昔はどんなに道端だろうが、大通りに面していようが気になりもしなかったが交通事故が多発するバンコクでは道端にどんな危険がはらんでいるか分からないので大通りに面した屋台では食べなくなった。

前振りが長くなったが今回の題『むちゃくれ食堂』の理由を説明する。
最近見かけたお店でタイ語で((ムチャ))と書いてあり日本料理店が開いたお店だったのでムチャ食いとかムチャムチャかと思っていたのだ。
その昔にとある友人が『おいしいものばかりでもうむちゃくれまくりだよ』と言っていて始めは意味が分からなかったがよくよく聞くとその友人の中では『がっついた挙句に太る』に近い意味合いで使っていた。
その言葉を未だに覚えており、このムチャ食堂を勝手に『ムチャクレ食堂』と思い込んでいた。そんなある日の事、別の場所でそのお店の支店を見かけた。その支店は英語で看板が出ておりそこには『MUSHA』と書いてあった!
『武者』なのか食堂だから食べる時の『ムシャムシャ』なのかは謎だが取り合えず『ムチャ』ではなかった。

話は戻し自分が『ムチャクレ食堂』と呼ぶもうひとつの理由がある。それは本当に美味しいので色々食べたくなり、きっといずれうちゃくれてしまうだろうと思っているからだ。
もともと日本料理のお店『ZEN』からのお店らしいので日本料理もメニューも豊富だし、タイと日本をまぜた料理もある。純粋なタイ料理もあるし、それもかなり美味しい。

『ZEN』は大きなデパートというデパートに必ず入っている大手日本料理チェーン店で、お刺身や日本料理も普通に美味しいし、そこまで高額でもない金額で食べれる。

その『ZEN』から出てきたお店なのでメニューはもちろん美味しいが、タイ料理色がもっと強くなり値段もぐっと下がっているのである意味で大衆向けになっているのでおすすめだ。

もしこのお店の近くに用事があれば寄ってもらいたいお店のひとつになった。
自分が行く支店はオンヌットにある。お店に食べに来るお客よりも出前のバイク便の人達が列を作って料理待っている。一見お店はがらがらに見えても配達のおにいさん達で注文はやまない。混雑時は15分程待つが待つかいがある味だ。

2019年9月現在、支店はまだまだ少ない様でナコーン・パトム県、シーラチャー(チョンブリー県)とバンコクの数箇所だけなので、もし質問があればご遠慮なく。調べてみます。

Comentarios