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Tungtong Beach Villas

Updated: Jul 3, 2020




2019年の締めくくりの林間学校プラチュアップキリカン県の宿泊先。

滞在は12月29日から1泊だけ。


旅をする時の第一条件はとにかく大自然の中で静かに過ごせる事。

海を目的に旅行で宿泊の際は滞在先が海に面している事。海を見ながら食事が出来る事。

1泊だけなので金額に糸目を付けず気に入れはそこに!という決め方。



前にも書いたように『フアヒン(日本語発音:ホアヒン)』は有名リゾート地。そこに泊まらなくてもこのプラチュアップキリカン県は縦に細長く東側全面が海なのでさらに南下をすれば大自然でしかも静かな場所が沢山あるそれはそれは素敵な県なのだ。


当初は『プラーンブリー郡』などで見ていたがピンと来るものはなく、今から考えれば、あーぁこの今回のビーチビラを選んで大正解だったと確信している。




場所はプラチュアップキリカン県タップサケー郡にある。車で5分程度で街に出られるし、このリゾートの周りにレストランがあるのでホテル併設のレストラン以外にもその周りで食事も出来る不便をしない場所だ。


列車も通るのでこの『タップ・サゲー駅』で降りてくるまで10分程度でこのホテルに来れる。(車がない場合の非常手段)





ホテルを決める前にこのリゾートホテルの評判を読んでいた。良い事しか書かれていない優良リゾートホテルなのは間違いなかった。


これが自分の実際の経験談だ。


まずは車で入ってすぐ警備員さんが走って門を開けてくれ笑顔で出迎えてくれる。それから季節外れの雨だったがこの警備員さんが走って傘を取って来てくれた。すぐに受付の従業員の人ももう一つ傘を持って走って来てくれた。もちろん荷物も運んでくれる。5つ星のレベルのホテルであればこういうサービスや気遣いはもちろんあたりまえだろうが、こういう何もない場所の中のホテルなのですごい!と出だしから好印象だった。



正面が駐車場になっており、そこを通り抜けるとホテルの正面ロビーになっている。ロビーはプーケットなどの高級リゾートホテルと同じような開放的なビーチリゾートホテルのロビー(窓や扉がないエアコンなしのオープンエアー)。


それから評判にオーナーさんがいてとても感じの良い人で心温まる、と書かれていた。

ロビーに入ると上品な女性が立って待っていたのでこの方がオーナーさんとすぐに分かった。話し方もとても柔らかく優しい方で心和む雑談を少しした。


正面にある駐車場に停まっている車を見るからにここの停まっているお客は質が良いお客ばかりに違いない、といつもの妄想をしていた。



従業員の人に案内をされゴルフカートに乗り部屋があるビラへ向かった。

それぞれの部屋がビラ(小さな家)になっているので他のビラの人との騒音なども問題がない。それからビラとビラの間は植物が植えられているので相当な偶然がないと顔を合わせることもない創りになっている。


丸いドーム状のビラ

植物も良く管理されていて見事に人工のジャングルが作り上げられていた。部屋に入ると従業員の人が一生懸命かつとても丁寧に説明をしてくれた。自分は質問が多いタイプの人間だが、嫌な顔ひとつせず笑顔で全てテキパキと回答してくれた。


部屋の中もホームページやネット上に掲載されているものと同じ綺麗さでまだまだ新品といれる質、管理状態。ビラに入る鍵、サッシ、浴室の窓、部屋の中の建材や家具を見てもきちんと選んで良いものを使っている。質が良いものを使っているので長持ちもするとすぐ分かる。お金かけているなとわかる良いものだった。バンコクの中心地の高級コンドミニアムと同じかそれよりも良いものを使っていると個人的な判断だ。




自分が泊まったビラはベランダが2つに分かれていて、ひとつは部屋から直接出れるのものともうひとつは浴室から繋がっていてバスタブジャグジーがあり天井がないため夜に星をみながらジャグジーでのんびり出来るものだ。(もちろん漏れなく星を眺めながらのんびりとお湯に浸かり、チェックアウト前の朝に再び朝風呂をした。)



タイで良くあるのが、この浴室のお湯がぬるいとこだが、この Tungtong Beach Villas では熱い!というお湯が出る。水を少し混ぜないと熱い位のお湯が出てくれるありがたさ。バスタブにお湯を張る際に、あいにくの雨で寒かったのでお湯がいっぱいになる前に冷めてしまうのではと少し懸念をしたものの、そんな心配も裏腹に短時間ですぐいっぱいになりばっちり暖かいままだった。


浴室の付属品も歯ブラシ、綿棒、タオルなどすべて揃っている。排水も問題なし。

受付、部屋、従業員とここまで全く問題なしだったので後は食事だ。夕ご飯は真隣の敷地のレストラン(また別途紹介)で食べたので分からないが朝食を食べたのでその感想を書く。



目的通り朝日が昇るのを眺めながらの食事が叶った。メニューはセットメニューで自分は『カーオ・トム・ヘーン(水なしのおかゆ)』を頼んだ。この『カーオ・トム・ヘーン』自体バンコクでもあまりないメニューなのでついつい頼んでしまった。通常カーオ・トムは味がしっかり着いたスープにご飯が具と共に浸かっているが、このヘーンはスープなしなのでどうしても味が薄くなる問題があるが、ここのものはちゃんと良い素材を使っていて素材どうしの味の主張仕合が見事に融合して美味しかった。



果物ジュースや、果物、パンなどがブッフェスタイルで自由に取れる。日が完全に上るまでは結構肌寒かったが快適だった。レストラン内の店員さんもこまめにテーブルを見に来てはお皿を交換してくれたりスプーンやフォークを持って来てくれたり常に働いていた。


食事を終えて、のんびりとインフィニティープールに反射する朝日を眺めていたら素敵な服を着た女性が挨拶をして来られた。きっとオーナーさんの娘さんと思われる方だ。挨拶の後に『この前あなたと電話で話したのは私ですよ』と言われ、あぁ、さすがどの部屋に誰が泊まっているとかIDカードで顔を確認されているんだなとすぐ分かった。



サービスにおいてきちんと勉強されていて、宿泊客が『休暇』を楽しめるよう程よいお手伝いをしてくれる素敵なオーナーさん達とその従業員の人たちだった。


15時チェックインで、初日はあいにくの季節外れな雨だったため1泊だけでは充分に楽しめなく、内心もう1泊したかったが用事があるためバンコクへ昼前にチェックアウトをして出た。出る時ももちろん警備員さんは走って来てくれるし、受付の人もとても優しい笑顔でお見送りをしてくれた。


見送りの際に、新年のご挨拶として鉛筆をもらった。些細なものだが、到着した時からの素晴らしい対応、素敵な施設、設備で最後にもらったこの鉛筆がとても愛おしく思えた。



今まで人からものをもらうのは好きではないし礼司上でもらうものは気持ちがこもっているものじゃないから全然嬉しいものではないと思って来たが、このえんぴつは何故かとても嬉しかった。バンコクに帰ってからは部屋に飾ってある。


雨や翌日の朝もまだ曇っていたので綺麗な写真がとれなく、こほホテルの素敵さを充分に表現出来ないのが非常に残念だ。



色々苦労をした2019年だったが、その締めに泊まったこのホテルで本当にゆったりと寛げた。 Tungtong Beach Villas のみなさんに感謝。ありがとうございました。


 
 
 

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