RCA アールシーエー
- 絵空事
- Jan 16, 2019
- 10 min read
Updated: Jan 20, 2019
有名なバンコクの夜遊びの場所の一つである。
クラブや生バンドがあるバーなどが何件も集まる場所である。
ラマ9世通り、アソークやラチャダーの間位にある。
人が多く集まる場所には必ず悪い人もいる。
詐欺師や押し売りなどが集まる場所はネオン街である。
どの国、街、場所でも良い人と悪い人が共に共存している。
良い人の中には神話の如く自分を騙す人はいないと信じている人もいる。中には現実を良く知り、それを受け入れ悪い人もいるので騙されない様にしようと知識を深めうまくやり過ごしている人もいる。
神話の如く信じている人の中には騙されている事に気づいていない人もいるかも知れない。ある意味幸せな人達でもある。
騙されない様にするにはそれなりに知識が必要とされるが、あちこちに旅行をしている人はその国、その場所の情報を逐次覚えるのも面倒な事である。なので予算にゆとりがある人はある程度騙されても仕方がない、と思いながらのんびりと構えて旅行するのもいいかも知れない。
今回は写真資料はない日記になるので、少し退屈かもしれないが読んで欲しい内容である。
バンコクで聞く押し売り手口について少し書きたい。

これを見て、あぁこれは書いた方がいいと思ったからである。
もともとクラブやバーは睡眠薬窃盗やレイプ、すり、ケンカなど色々だ。これらはクラブやバーの中で起きる事件である。今回はその外で起きる出来事について書く。
以前に少し書いたが(物乞い)開放的なレストランや道端の屋台で食事をしていると物売りの人と寄付を求める人来る。
寄付の人はもう一度書くが盲目の人がカラオケセットで歌いながら寄付を求めに来る。目が見えないので付き添いの家族と歩いてくる。盲目の人は目の形から見て盲目とすぐわかるし、こういった人々は政府からの支援もろくに受けておらず仕事も出来ないので実際に困っている。10バーツや20バーツでも寄付をしても問題ない。
もうひとつ来る寄付の人はろうあの人である。話せない、聞こえないの人がそういう障害者手帳を見せてお土産用の小物を売りに来る。小物は普通に買えば10バーツ、20バーツだが彼らは100バーツ前後で売っている。寄付という視点で見れば致し方ない値段であるが、障害者手帳が本物か、本当にろうあかどうかは謎なので自分は買った事がない。
盲目の人は特にもらえるまで食い下がることは全く無く歌いながら歩き回って去って行く。ろうあの人はテーブルの上に商品を置いて少し待ってから去っていく。
10年位前まではスリン県などから象が歩いてバンコクまで来て、夜になると象の飼い主がバナナを下げてバナナを売りに来ていた。バナナは一袋20バーツ(短いバナナの品種のものが3本程度入っている)で販売して、そのバナナを象に食べさせるという事をしていた。
タイでは象は神聖な生き物であり誰からも愛されているので、象が来たー!となってバナナを買ってくれる人は結構沢山いた。
夜中に車道を歩いてくるので数件象が車に衝突されて死んでしまうなどの事件があったのと、県外からずっと歩いてくるのも動物虐待にあたるという事になり近年ではもう見ない光景となった。
ここから2つは寄付ではなくもの売りである。どちらもバングラディッシュ系の人達が売り子で来ている。この2つは要注意として書いておきたい。中には善良な人ももちろんいるので全員が悪い分けではないが、注意しておく必要がある人達がいる、という事で書きたい。
バングラディッシュはインドではないが隣国同士のせいかしぶとさは半端ではない。
① 豆売り
大概自転車に乗って前のかごにいっぱいの多種多様な豆を入れて回っている。
茹でた落花生から、お酒のつまみになりえる色々な豆を売っている。
人への敬意の払い方の問題になってしまうが、目を合わせない、見えないフリ、聞こえないフリをしていれば割りと短時間で去って行く。
もし目が合ったものなら、ちょっと味見でもいいよ、豆美味しいよと3分以上攻められる。
苦手な人はその押しに負けて買う。
豆売りのおじさんたちは特筆する事はない普通に善良な人達が多い。
② 花売り
夜の8時過ぎに食堂などに現れる。大体が少女である。8歳10歳?位のぱっちりとしたまつ毛の長い褐色肌の少女たちが夜中に花を売りに来る。見た目は同じインド系な見た目でバングラディッシュの豆売りの人達の子供か孫か?という感じだが、こちらで生まれたのか話した事がある少女建ちはみなタイ語がはっきりとしていた。
花はバラが中心でその他は祠や神様のお参り様の花輪を売っている。花輪は仏教徒にとって頻繁に使うものなので買う人もいるがバラはそうでもない。
1本20バーツとこちらでは少し高い金額で売っている。少女たちは家族を支える為に来ているという名目で売っているので少し高いのである。
その昔であれば1本買えばそれで立ち去ってくれたが近年では1本20バーツで売ってくれなくなった少女たちもいる(きっと全員ではない)。それを知ったのは個人の経験からである。
もともと上等な品種のバラではないし、大粒のものでもない。夜な夜なバラを抱えて歩き回っているので新鮮でもないので欲しいと思えないバラであるから、20バーツ払うけどバラは入らないから他の人のところで売っておいで、と入ったら20バーツはいらないから5本で100バーツで買ってと言われたのである。
経験と共に商売上手になってきて、ひとり1本では家に帰るのが遅くなってしまうので纏め売りをする様になったのだと勝手な推測。それ以降どの場所で別の少女に出会っても纏め売りの少女にしか出会わなくなった。1本だけ買ってあげるよ、と言うと1本なら買わなくていい、でも5本買ってという言い回しになる。その後暫くというか数分その場所に立っていて去ってはくれないので根負けをして買う人がちらほらいる。そういう手法でバラを売っている少女たちが全員ではないがいるのが事実。
パクパクと食事をして友人とおしゃべりをしている間もそんな事にお構いなしにずっとテーブルの横に立っている。
この少女たちは食堂以外にもクラブにも現れる。出入り制限が厳しくないレストランの延長線上のクラブではこの少女たちが店の前まで来て花を売りに来る。それ以外の場所では店周辺に来てバラを売りに来る。
RCA(有名クラブが集まるところ)ではバラ1本で20バーツから120バーツするそうだ。20バーツでお売るが取れるものはとっておくというのだろうか、1本120バーツ。
一時期この少女たちの件でひともんちゃく起きていた。
上記に書いたように、豆売りと同じでこの少女たちもしぶとさに半端がないのである。
クラブの前で出会った場合は買い手側も自由にどこでも歩いて行けるし、逃げようと思えば避けて行けるがこの少女たちの中にはどこまでもついて来る子達がいる。服をひっぱったり、手をつかんだり、脚に抱きついたり色々な手法である。
とあるタイ人女性が帰ろうとしている途中にこの押し売りに会い無視して歩いてタクシーを呼ぼうとしている時に手を引っ張られたのでその手を離したら、その少女は大声で泣き出し周囲の注目が一斉に浴びさせられ呆然としている間にその少女の母親か親戚かはわからないが同じ人種の大人の女性が5人集まってきて囲まれてしまった。
そしてその少女はその大人5人にこのタイ人女性にひっぱたかれたと訴え、事が大事になってしまった。そのタイ人女性は何もしてないと訴えたが誰も聞く耳を持たず、少女は泣いたままだったので、その場で持っていた2千バーツを支払ってタクシーに乗って帰った。
また別の日に食事をしていたタイ人男性がこの押し売りを無視していたら、その少女が大声で泣き出しまわりの注目を一斉に浴びているうちの例の大人の女性が5人集まり同じ状況下となりこのタイ人男性も2千バーツを支払い、家に帰った。

真相は明らかではないが、この事件はこういった押し売り販売の少女と外国人旅行者らしき人と起きた問題である。上記2件と内容は似ているが、外国人に叩かれたのは間違いない?ようである。ただ、その瞬間を見ていた証人はいないがその後の一部始終をフェースブックのライブで中継していいた人がいて、それが元でこの事件が公となった。
東アジアでは相手が子供でも悪いことをしていれば頬をひっぱたくなど普通の事であるので、あるニュースでは中国人という事であったがそれだけ相手を怒らせる事をしたのだと推測が出来る。
こちらの国では首より上、つまり顔や頭を叩くというのはあり得ない事(親が子供をはあるが非常に少ない)ましてや他人が顔をたたくなどあってはならない!!という勢いだ。なので母親としてもかなりの憤慨である。
そもそも母親達がどこか別の近くの場所にいて、子供たちが花を売っている自体がどうなのかとも思う。いったい母親たちは子供が花を売っている間なにしているのか知りたい。子供たちは夜の12時位から2時の間に花を売っている。
きっとそんな夜中ではなく、クラブの周りでなければこういった事件に遭遇する人達も酔っていないし警察を呼ぶなど出来たのだと思うがまだ警察沙汰になっていない事件だ。
それからあるテレビ局がその少女と母親にインタビューをしているのを見た。
フェースブックのライブで顔が世に知れ渡ってしまったので学校にも行けないし、外にも出たくないという状況に陥っている。母親も子供に押し売りをするなんて事も一度も教えたことがない、と言って押し売りにあった人達と全く正反対の話をしている。
その後のニュースがないのできっとそのまま流れてしまったんだと思うが、詐欺や押し売りはいつの世もあるもので、このニュースのあと暫く収まっているのかも知れないがまだ別の誰かが同じ事を繰り返す可能性は大なので注意をしておいた事に越した事はない。
実際誰が悪いかどうかは調べようもないが、実際に被害を訴えている人がいたのも間違いのない事実だ。
それから自分は当事者ではないし、事実が本当はどうなのかも知らないのであくまでも客観的に事件の話を書いているだけだが、個人的な意見を言うと火の無いところには煙はたたない、だ。
上記のビデオでは証人が出てきていて誰も子供のことをひっぱたいていない、という事だ。逆に子供がひつこく外国人にまとわりついていて最後にいきなり泣き出していた。
顔のひっぱたかれた跡はあとからいくらでもつくれるし、あの場ではたたかれていないと断言できるということだ。

実は色々とその他の騙す手口を書こうと思ったが1つの内容でいっぱいになってしまったので他の件はまたの機会にする。
今回のこのバラの押し売りに関しての注意点はとにかく心を鬼にして無視だ。
またはそんな子供相手にひどいこと出来ない、という事であれば100バーツくらいいいや、と思ってバラを買って解決しておくといいだろう。
だた、100バーツで1本はやめて欲しい。例えが極端だが売春と買春のいたちごっこみたいに騙されて買ってくれる人がいるからそれを売りつける人がいてさらに調子に乗って続けて行くようになる。

無視したら相手に失礼だ、と思うのは通常の事であるがそれは相手がこちらに敬意を払ってくれている場合であるが、今回の様な場合は相手は押し売りであなたからお金をせしめようとしている訳なので無視しても失礼に当たらないし、相手も通常の事で慣れているので何も感じない筈だ。
必要ないものであれば いらない!とまっすぐ伝えてそれで終わるわけなので、終わらない相手が悪いので無視しても罪悪感は必要ない。
飛行機のフライトアテンダントがコーヒーかお茶はいかがですか?と聞きまわり誰も欲しがらなかったからと言ってなく人がいないのと同じである。
夜遊びする時はスリや睡眠薬強盗、レイプもあるので気をつけよう。知らない人が持ってきてくれたグラスのお酒は決して飲まない事。外に出ても花売りを気にしない事。
と気をつけて気をつけてタクシーを捕まえてもタクシーもぼったくりや色々な問題があるので、夜遊びには注意を払い、信用出来る人と行き、誰かが酔っても誰かが面倒を見れるようにしておこう。
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