旧市街:シーミヤオ・カーフェイ
- 絵空事
- Nov 7, 2019
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Updated: May 18, 2020

仕事に追われる日々をずっとすごしているので暇があれば海外旅行に行きたいと常々思っているが、現実はそう簡単ではない。

珍しく休みを休みとして使って散歩に出れた。時期的に常夏のバンコクも北風のお陰ですこし涼しくなって来た散歩日和な季節。
この2日間はとても肌寒い位の北風だったので今日も涼しいだろうと思って出かけたものの厳しい日差しが待っていた。
結構あちこちめぐったのでそろそろこの日差しに負けると思っているところに前々から行きたいと思っていたカフェがあったので迷わず入ることにした。

『 Simiao Kafei 』(シーミャオ・カーフェィ)
コーヒーを中国語にしてカーフェイなので名前通り中国風のお店だ。海外旅行に行きたかったので、タイにいながらマレーシアやシンガポールにいる気分でいられるお店。李香蘭とかの時代の趣(勝手な妄想)で流れている音楽もクラシックジャズでしっとりとしている。

日差しに負けて入ったのでお店に入ったときはもう額に大汗をかいていた。もともと広いデコヒロにも関わらずその面積全体を覆う大粒の汗をかいていた。
お店のご主人が早速ティッシュを渡してくれて汗を拭いてくださいね、と優しい気遣い。

メニューもきちんと説明をしてくれて暑さでボーっとして何も機能しない脳に変ってメニューを決めてもらえた。

コーヒーは殆んど飲まない。念に1杯飲めばいい方だ。
別に嫌いではないが、カフェインの利尿効果や、リラックス効果が働き過ぎでコーヒーを飲むとリラックスし過ぎてしまいものすごい眠気に襲われるので滅多に飲まない。
ただせっかく入ったお店で飲んでみたいと思ったので夏みかんのすっぱい感じのコーヒーを注文した。もちろん冷たいコーヒー。
程よい酸味とコーヒーの甘みが調和して一気にほっとした。みかんも笑顔になっていて自分も久々の旅行気分でニヤニヤしてしまった。

お昼だったのでコーヒー以外に『つまみパン』(タイ語でパン・チープ)というメニューを頼んだ。食パンをシュウマイや小龍包みたいに具を包んでトーストしたものだ。中身はカルボナーラで、とろりとしている。
せっかく素敵な器で出てきたのでフォークとナイフではどろりと出てきて汚れるからどうしようとか色々考えて写真も撮らねばと試行錯誤だったが、お店の人は優しく見守ってくれていた。

カルボナーラも味がしっかり付いておりベーコンのいい香り、トーストされた香ばしいいい香りと合わさって美味しかった。また食べたいと思う。
素敵なお店の雰囲気を味わい、汗が引いたので散歩の続きに出かけた。

場所は巨大ブランコ(サオ・チンチャー)またはスタット寺院(ワット・スタット)の右裏を抜けて徒歩10分以内だ。ラーチャボピット寺院の真向かいなので、もしトゥクトゥクやタクシーの場合はラーチャボピット寺院を目印に来ると分かる。
ラーチャポピット寺院は入り口が幾つかあるが、交番がある入り口の向かいが目印だ。
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