結婚式②
- 絵空事
- May 6, 2020
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Updated: May 15, 2020

前にシーク教の人の結婚式に参加したときの内容を書いたが、今回は一般的なタイ人(仏教徒)の結婚式の一部の切り取り。
ずっと書く機会がなく今更書く。
この式自体はコロナ危機以前のものなので誰もマスクはしていないし、まさかこんな事態になるとも思いもしない時期の事。

こちらではどんな行事に関わらず招待された人以外も参加が可能。招待状がなくても参加出来るし、結婚式の場合はそのついて行った人にご祝儀を渡しておけば平気。
だれもかれもが来れるような文化なので席が足りないとかは四六時中なこと。臨機応変に椅子や食卓を追加して対応をするところがほとんどだ。

服装も外国の様にきちっとドレスコードがある訳でもないのでポロシャツやTシャツでも誰も何も言わない。自由な国だ。

と、自分も招待されているか?というと結婚する本人から直接招待はされていない。自分を招待してくれた人からさかのぼって辿るとこうなる。
①自分→②友人→③友人の弟→④友人の弟の奥さん→⑤友人の弟の奥さんの弟が花婿。
知り合いとも言えない人の結婚式に参加している。さすがタイだ。
しかも自分はそんな立場だがずけずけとずうずうしくあちこち行って写真も撮ってる。

結婚式や出家祝いなどは主に円卓で行われる。タイ語では【ト・チーン】という。
【ト】は机、テーブル【チーン】は中国を意味する。

祝賀会は【ト・チーン】で行われると言うと殆どの場合は6,8人掛けの円卓を囲んでケータリングの食事をする形式になる。
このケータリングの食事はだいたいどこに行っても似たような組み合わせで出てくる。
生演奏もあったりと和やかな雰囲気が流れてお酒も配られみなそれぞれ自由にがやがやとおしゃべりが続く。その間に新郎新婦が各席へ周りみなと記念撮影もされている。

受付には新郎新婦が立っていて来る人来る人と記念撮影をその場てしている。その後受付で署名をしてご祝儀を渡す様になる。一生に一度の行事とは言え立ちっぱなしなのもなかなか大変な一日だ。

料理が出て来て満腹になったころになると舞台上で仲人や、お偉いさんが出て来てお話をし、新郎新婦のなれそめビデオを見る。そのビデオにたいがいだかサプライズが隠されていたりして、皆の笑いや涙を誘う。
一通りの舞台上の挨拶、ケーキカットが終わると宴が始まり最後はブーケの取り合いをして一通り終了となる。

こちらの結婚式の披露宴の多くは夕方に行われることが多いので、披露宴終了後はそのままの流れで宴会となりDJやバンドが出て来て皆で楽しく飲んで歌って踊って自由解散となる。

シーク教の人の結婚式と比べると同じタイ国内で行われているものなのでしている事は殆ど変わりがない。

今回結婚した二人が末永く幸せでありますように。
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