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ラムユワン・カフェ



『山は好きですか?』


と聞かれたら自分は『山を見るのは好きです』と答える。


ご存じの通り極端なめんどくさがりやの自分は森を歩いたり山を登るのは向いていない。

登りはしないが山を見たり自然を眺めるのは心に優しい事なので大好きだ。


幸いここタイ王国の土地の殆どは平地であり、山も結構いきなり突き出してくるような山が多い。無理してそんなに近づかなくても山を望むことが出来る素敵な場所が多い。



そう今回は再び【カンチャナブリ-県】。

以前に書いたものもあるので参考までに。ここをクリック


自分の大好きな【ナコンパトム県】を突き抜けるとこの【カンチャナブリー県】になる。


外国人にも有名な場所、特にイギリスと日本には過去の忘れられない出来事が起きた場所の為有名な場所。外国人だけではなくタイ人でも『森の国』と呼ばれ大自然を楽しむ場所として有名な観光地になっている。


『田園の国』ナコンパトムの県境に近づくにつれて山々が見えてくるようになる。

車に乗って向かっていて、まずはナコンパトム県の田園を見てウキウキして、そこからカンチャナブリ-県に差し掛かって山々が見え始めるとさらにワクワクしてしまう。


人生の殆どの時間を『大都会』で過ごしている自分にとって緑で溢れた光景を目にするのはとてもこころに優しいものだ。


今回の移動は自宅を朝6時半に出て、このカフェに辿り着いた。朝9時到着。

バンコクからどこにも寄り道をせずに直行で2時間半の距離。



このカフェの名前は『ラムユワン・カフェ』。

自分が行って来たこのお店の雰囲気を表現するなら『縁側でほっこり出来るカフェ』。


【ラムユワン】とはこのお店のオーナーさんのお母さんの名前だそうだ。

このラムユワンさんは料理が上手なので、その手作り料理のレシピを活かして多くの人に味わってもらおうと思いこのカフェが出来たそうだ。


それからこの【ラムユワン】の意味は【魅惑】という。

このお店に来た人たちはこのほっこり加減に魅せられてしまうだろう。



建築設計士でもあるオーナーさん、お母さんの自宅敷地内の何にも使われてない土地にこのカフェを建てたのもあいまりお店の名前をお母さんの名前にした、という家族愛溢れるお店。(東南アジアの文化は東アジアと差があり家族をものすごく大切にする文化がある)


車を降りてこのカフェの外観を見た時は自宅を改装して作ったんだろうなと思う温かみのある外装。それから正面玄関の見た目は絵本に出て来そうな見た目だ。

建物の横側はパルコニー風になっているが、どちらかというと日本の縁側を連想するような雰囲気。これは自分が勝手に感じているものなので実際は縁側にはなっていない。


内装も現代風と言えば現代分だけど、なんとなく昔ながらの暖かな日の当たりの良い、ひなたぼっこに最適な家という様な印象を受けた。

(ここは常夏なのでひなたぼっこなどしたら黒焦げになってしまうが)



今回は急いで行って急いで他の用事に行ったため、飲み物とケーキを頼んだ。

飲み物はタイらしさを活かした特徴的なコーヒーのメニューも沢山あり、コーヒーを全く飲まない自分にはメニュー名からはさっぱり想像できないものも多かった!


はっきりと言えることは飲み物も、食べ物も本格的にまじめに作られていてとても美味しかったし素材の味もしっかりと出ていた。

ケーキや甘味は勉強されて作っているので一般的なタイらしい歯が溶けてしまう様な砂糖の味だけとかそういうのは全くなかった。


こんな素敵な場所でほっこり出来るのはとても幸せな事。



場所:カンチャナブリ-県

定休日:毎週火曜日

営業時間:朝8時半から夕方4時半まで

相場:飲み物100バーツ前後、ケーキも100バーツ程度




※カフェ巡りのコツ(タイ全土を対象に)

いくつかのお店を回る予定がある場合、どのお店に一番行きたいか目星をつけておいて、他の場所を考えても明らかに遠回りになってしまう場合でもその場所に開店と同時に一番乗り位の勢いで行っておく事をおすすめする。


週末、祝日はバンコクから多くの人が押し寄せてくるのでお昼前にはそういう人たちが続々と到着してくる。こじんまりとしたカフェなどはすぐに満席になってしまうし、とにかくお店もパンク状態になるから、座る席もなければ飲み物を注文するにも並ぶし、写真を撮る隙間がない!という事になりかねない。


今回もうひとつ写真を撮りに行きたいお店があり11時過ぎに行ってみたがお店からお客がはみ出ていたので入るのをありらめた。




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