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伝統菓子:バーン・ドークプット

Updated: May 21, 2020

新しいもの好きな世の中が現代の傾向である。

未来への憧れを抱き、最先端のものを使い、その時代についていこうと多くの人は必死になっている。自分もかつてはそうだったような気がする。



以前にも書いたがアユタヤ時代を題材にしたドラマが流行りそれが元でアユタヤー観光やタイ伝統の服を身に着けるなどが流行って来ているのが近年のタイだ。自国の文化の良さをかえりみるいい機会だし、このまま続いてくれればと思っている。



それと同時にお洒落カフェブームも到来しており至るところにカフェが出来始め激戦となっている。お洒落さが売りで、モダンな作りで写真栄えする内装やメニューを凝らす様になっている。そうでもしないとすぐに競争に負けてしまう厳しい世の中だ。



そんな中、内装は現代風でありつつもタイの伝統菓子を出す事で他との違いを表現して売りにするお店がまだまだ極僅かではあるが出始めてきている。


もともとの作り方は昔のままであり器や盛り付けも昔ながらのものを使ったりしつつも、色合いを少し現代風にしたりと工夫をしているのでとても感心した。





良いものは引き続き伝統として引き継がれて行って欲しいものである。


伝統菓子以外にも美味しいタイ料理もあるので、ここのお店一か所で食事とおやつを一度に楽しめるので食事メニューも一度試してみるといい。





ここのお店は都市部から少し外れていて、しかも住宅街のど真ん中の何もない場所の一軒家がそのままお店になっている。

GPSがなければ知らない人は辿り着けないであろう場所であるが、自分が行った時はお店の半分以上がお客で埋まっていた。メニューもお菓子にもよるが売り切れになっていた。



一等地であれば商売は楽に出来るが、家賃がそれに伴って高くなるので収入が沢山あっても支出も比例してしまう。

自動的に料理や商品も値段が上がってしまいお客も減ってしまう。





こういった奥まった場所であれば自宅でも出来るわけで土地代や賃料も負担になりにくい。奥まっていても各ソーシャルメディアで広告が可能であり、バイク便デリバリーも星の数ほどあるので、一等地でなくても充分に商売が出来る土壌がなりたっているといえる。


こういうお店はがんばって欲しいし応援したい。


#บ้านดอกพุด

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